市川稔の米(マイ)情報

へこんだ気分をぶっ飛ばせ

顧問税理士、弊社専務と打ち合わせをしておりました。
月次試算表から内容分析して今期の計画や作戦を練る。

会社の数字とは結果のものであります。
未来を作るのは経営者であり社員であります。

小生がいつも云うことは「お客様の気持ち」は数字に出てこない。

昨晩、たまたま見ていたテレビ番組で世界に誇れる日本人をやっていました。
ブータンに命を捧げた人に感動しました。
その人はブータンに農業技術を永年に渡り現地に溶け込み指導しておりました。
59歳という若さでブータンで亡くなりました。
ブータンで初めてという日本でいう国葬のような扱いで葬儀をしてくれたそうです。

その方が言った言葉に小生はしびれました。

現地の人々に農業の技術を教えればできるものではない。

「農業者の気持ちを変えることができるかどうかだと・・・」

よく言われることですが、現地に井戸を掘ってあげるのではない、井戸の掘り方を教えるのだ。

しかし、これではだめだと言うのです。

技術だけではなく「気持ち」を変えることができるかどうか。
これは一年二年で出来るものではありません。
また、ほとんどの人が出来ないでしょう。
もちろん小生に出来るはずもありません。

現地の人々がそこまで我々ののためにやるかという「感動」を覚えたときに初めて人の気持ちが変わってゆくのだと思うのです。

そういう日本人が外国で活躍したことを誇りにしたい。

ひるがえって・・・

今の日本の状況は情けない。

景気が悪いから政府になんとかしてくれという「欲しがり症候群」の患者ばかりになってしまう。
政治も自分の金じゃないので借金しまくりで国民にばらまく。
官僚の権限を肥大化させている。
選挙近いので自民も民主も国民受けよいことばかり言う。

これでは国が滅びてしまう。

現状に不満があるだろう。
環境に不満もあるだろう。
境遇に不満もあるだろう。
両親に不満もあるだろう。
会社に不満もあるだろう。
社会に不満もあるだろう。

そんなことをいくら声高に叫んだところで解決しない。

「足るを知る」

上を見ればきりがないが下をみてもきりがない。

やろうじゃないか。
やってみようじゃないか。

目先の閉塞感をぶっ飛ばせ。

打つ手はないと嘆くな。

必ず打つ手はある。

「打つ手は無限」

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