市川稔の米(マイ)情報

貿易赤字から思うこと

輸出から輸入を引いた貿易が28年ぶりに赤字になったようだ。

日本は基本的には貿易は黒字というのが定番になっていてそれが国を支える大きな柱である。

北米向けの落ち込みが大きい。
欧州向けも大きく落ち込んだ。

02年から年間10兆円ほどの黒字が続いていたが、08年度は7千億以上の赤字だそうだ。

今後の数字に注目したい。

そんな中、トヨタ自動車が業績悪化を受けて固定費の圧縮をしているという報道が。

09年3月期の役員賞与はゼロ。これは赤字だから仕方ない。

管理職は9000人ほどいるようだがこの夏の賞与は前年比6割カット。
また、組合員の09年の年間賞与は前年比26パーセント減の186万円にすることが労使で決まっている。

その前が空前の利益を計上していたので水準が極めて高いがそれにしてもすばやい行動だ。

そこで問題。

地方自治体も国の財政も極めて悪い。
団塊世代が人数多いので大量退職(ずっと前から分かっていること)しています。
退職金の積み立てをしていないので新たな借り入れでまかなうそうだ。
給与水準にしても同様。
財政赤字の場合は給与も減らすのがあたりまえ。

中小企業で会社が大変になれば社長の給与をまず減らす。

役人はリストラされないので給与を変えることが出来るようにしないと民間との違いが浮き彫りになる。


そんなことを思うのでありました。

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