市川稔の米(マイ)情報

小規模農家の補助金拡充

昨日のブログに新潟の話を書いたばかりでしたが・・・

報道がありました。

自民党は農家への支援制度を大幅に見直す。米や麦などを耕作する大規模農家に限定してきた補助金を市町村の判断で小規模農家にも交付できる制度に改め・・・・・・
2007年度に1000億円超の補正を組み2700億円規模に

次期衆院選をにらんで・・・・・

云々





やはりこの国はふたつの顔がある

市場経済と計画経済

農業に関しては計画経済の色彩強い


農家という範疇はどういうことなのか問いたい

農業収入で生計を立てている人・家を農家というのではないでしょうか?

農業収入数十万円で農家と言われても

米の価格が下がっているのは供給過剰だからです

19年産はさらに作付け増えた県が

専業で頑張る農家を第一に支える政策が大事


ゆで蛙はまた一年延長

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コメント一覧

pai
選挙の影響ですね
参議院で選挙結果が大きく動いた直後、
衆議院で選挙をすれば大きく動くかもしれない直前、
うーん、良し悪しはともかく一応は民主主義だから、
目先で政策も動いてしまう部分でしょう。

大規模専業の農業育成は確かに重要で、
穀物類(米麦トウモロコシ…)、
油糧農産物(大豆菜種…食用油にも燃料にも)、
最近では食糧にも燃料にもなるからなお重要です。
このジャンルでは大規模化は不可欠です。
(ブログのジャンル的に、少量生産のお米は別のはずですが)

なかなか進まないのは、小規模農家が集まって大規模化する時に、
誰が耕作担当をやめて別な仕事に行くかの合理的な行動がしずらいからですね。
日本人は、このような決断は苦手のようです。

私は、最近は、「専業農家」という言葉には、疑問を持つようになりました。
大規模化を進めれば、当然、売り先の開拓や営業販売やアフターサービスも不可欠で、
これらをまとめた組織や共同体は、はたして専業農家でしょうか?。
立派な兼業業種だと思います。
農産物加工などまでやって付加価値を付けないと、原料を売る一次産業とまりですし。
すぐ近くに消費マーケットがある場合は、売るだけですむこともありますが。

小規模で老人世帯の農家の居残りが問題視されることもあると思いますが、
長続きする問題でもないと思います。人の寿命が尽きるのはまさに時間の問題だし。
設備償却を終えた小企業や小設備が集約化や業界近代化の過程で、
短期間に残るのは、他産業でもあることです。

なんだか、世の中でよくあることですが、
「儲けてる人は黙ってる(逆の人は騒いでる)」
のような話にも見えてきます。
本当に、農業で儲かるかまでは、もっと難しい別問題で軽々には言えませんが。

ゆで蛙状態でもう一年……次の一手を打てている人たちがいたら、貴重な期間です。

http://www.afftis.or.jp/JitsuyouGijutsu/touki/index.html
http://www.pref.aichi.jp/nososi/jouhou/otasukeQA/otasuke_QA.htm

豊橋だと、豊川流域の水田地域の話になるようですが、
まだ採用していない、広い近代的干拓の農地の、
神野新田地区でやるようになれば、本格的に直播時代突入かも。
まだ採用しない理由は、機械の買い替えが必要だからだそうです。
ま、以前の機械も大切にしないと。。
次の一手がそれでいいなら、変わるのは時間の問題です。

直播だけで問題が解決するわけもないですが、
稲作=田植え、が日本の常識でない世界もできつつあります。
海外での稲作農家でも、直播か田植えかどっちがいいか勉強や研究してるそうです。
農業機械を研究や製造開発するのも、重要なことです。
農業だけでは、農業は成り立たない。昔と違うので。
現場での地道な努力には、時間も必要です。

よそより少し余裕を持てるのは、郷土の先人の遺産かもしれません。
神野新田は明治時代の日本三大干拓とまで言われているし、
豊橋は昭和初期頃の合併で既に大きくなってて、
隣の田原や浜松が同じようになったようなものかも。

当時の先人たちの苦労は、並大抵でなかったはず。
世界中が戦争だらけの時代でもあったし。

せっかくの諫早干拓地、なぜさっさと農業に使わないのかな?。
秋田の八郎潟の人たちも、せっかくの広大農地だったのに、ずいぶん苦労してしまったし。
どういう政策が必要かは、地域でしっかり決めて、国にも上げたほうがいいと思う。
農業には多量の水も必要だから、水源開発のために大きなダムや用水も必要。
日本では水不足地域もまだ多いから、こういう建設投資も続きます。

シャープや松下の液晶やプラズマ工場は超巨大ですが、
新技術の大規模設備ができると、古い小規模工場は役目を終えて作り直されます。
産業のリフレッシュは、時代とともに続きます。
えびはら
農家は飯の種ですから温存が必要という事かと思います。
本省、自治体、土地改良区、農業土木関連企業、農機具・資材メーカーなどなど農業振興名目で農家をダシに流される年間数兆円の予算。これが票田の行方を左右するのでしょう。民主が1兆円ばら撒くとぶち上げただけであれだけの動きが出てしまう。そういう世界かと認識しています。

そう考えますと、農政にとって稲作そのものの将来がどうこうというのは然したる重要性を持っていないという所に帰結するのかなと思います。
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