小麦価格値上げ

ようやく正式発表しました。

政府が製粉会社に売り渡す価格を平成２０年４月から３０パーセントほど引き上げる。


農水省発表はこちら

当ブログでも１月から３回ほど取り上げています。

１月１５日

１月１８日

２月１３日

４月からの売り渡し価格はトン当たり７万円前後になるようです。

ｋｇにすると７０円。
マークアップと諸経費も発表しています。

製品への転嫁がどのくらいになるか？

原油の値上がりもありかなりのパーセントになるのではないか？

５月、６月あたりから様々な小麦製品の値上げがあるだろう。


国民が国産農産物への関心を持つようになるのは良いことです。

また、ふだんなにげに食べている食品が輸入物であることを再認識してもらう機会でもあります。

金を出しても買えない事態になったら？
日本は大変だがそんなことがある方が国民の目が覚めてよいのでは。
（金を払えない途上国はもっと大変）

デフレ経済が長く続きました。
インフレ経済で育った世代はモノの価格が下がり続けてゆくことが理解できない部分がありました。
今度は値上げが相次ぎます。
賃金が上がらずモノの価格が上がれば庶民の暮らしは厳しくなります。


小生の以前からの持論。


米文化は日本の象徴である。
米作りが日本の気候風土に適している。
米食文化を守る努力を官民一体で努力する必要がある。

それには、

子供たちにご飯を食べさせる。
朝ごはんも学校給食もご飯。

国産米は非課税にする。

米だけ非課税にするのは難しい？

それなら、

消費税を１０パーセントに引き上げる。

生鮮食料品は非課税とする。

加工食品は課税する。

玄米や白米は非課税。
ご飯は課税。

小麦粉は非課税。
パンは課税。


国会でもガソリン税の暫定税率期限切れ以降の対応で党利党略の議論をしているがもっと本質的将来的な話をして欲しい。

食糧問題や税金のこと正面から議論して欲しい。