市川稔の米(マイ)情報

スローフードについて 続き

コメを炊くということは時間が掛かります。

コメを栽培するということも時間が掛かります。
一年に一度の収穫で保存をしておく必要があります。

生産に携わっていない人々はコメが低温倉庫で保管され品質を保持してあることもご存知ないと思います。

お金を出せば食べ物が買えると普通に思っていますね。

コメ文化は日本の歴史と述べましたが、日本人の考え方そのものが「コメ作り社会」そのものであると思っています。

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漆山治さんの「コメ作り社会とビジネス社会」という本はオススメです。
小生もたくさんの方にプレゼントしました。


コメを炊く!


このことがスローフードそのものではないでしょうか?

なにせ時間が掛かる。

コメを美味しく炊くコツは浸漬時間をタップリとることですね。

洗った(研いだ)コメを水に漬けておく。

家庭では最低60分以上。それより長くても問題ありません。
前の晩にセットして翌朝タイマーで炊き上げるのが良いですね。

朝ごはんをコメ中心に食べる。

できればパン食でなくて「ご飯食」にして欲しいなぁ~

早寝早起き朝ごはん!

これに「べんとう持参運動」を提唱したい。

おにぎりランチなんて最高ですよ。

毎日食べても飽きないのがコメの良いところです。

国、民族によって言語も異なるように、食べ物も異なるのです。

パンとチーズ文化は風土的にそういう歴史なのです。
(今回の旅でも10日間パンとチーズの食事だけを続けるのはキツイです。オジサンは。余談ですが、5日目あたりにイタリアに持参した日本のコメを炊きました。皆さん絶賛しながら食べていましたよ。)

日本は伝統的な日本文化にもっともっと誇りを持つべきです。

地域の伝統的な食べ物、たとえば漬物などは大事にするべきでしょう。

子供の教育問題は親の問題であると思います。

食育のことが言われるようになりましたが、家庭内の食事こそが一番の教育であると小生は思います。

小生の家内に云わせれば「食事作りは愛情である」と。

5人の子供を育てたのだから説得力があります。

小生はコメビジネスに携わる者としてコメ文化の維持に少しでも貢献できたら良いと思っています。



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