市川稔の米(マイ)情報

(続)店舗販売の苦悩

全国にショッピングセンターが出来ました。

地方百貨店は存亡の危機。

百貨店は超都心の大型店くらいでしょう。
生き残れるのは。

百貨店、SCはテナント業でありまして。

北海道から九州・沖縄まで全国チェーンが入居。

本部で決めれば、売り場は埋めることが出来ますが・・・


どこに行っても同じような店、売り場構成。


実は、それぞれの地域での消費生活者はそれに飽きている。


食品でも、製造過程とかすごく厳しいので中小や零細企業の商品は入れない。

入れないというのは、大手小売りは取り扱いしない。

コンビニは利益率高い自社ブランド品の品揃えを増やしている。

これも、だんだん飽きてきた。


大手メーカーの商品置いていればクレームにはなりにくいでしょう。


結果的にどこの店に行っても同じような商品ばかり。


つまらないですねぇ~



たまには異物が入っていたってかまわないでしょ。


髪の毛一本で鬼の首取ったような勢いでクレームになることもある。


もちろん、衛生管理は万全にやるべきですが、それが中小零細を締め出すことになる。


結果、大手の同じような商品になり。

つまらない店になる。


小さいながらも地域で頑張る企業。


そういうところの商品を取り上げて売場を作って行く。



茨城の地域スーパー「カスミ」(年商約2600億円)が地元小規模生産者と連携。


そういう記事が10月20日号の日経MJに出ていた。

地域商品の割合は3~4%に過ぎず。

大半は大手企業のものだが、地元の生産者や小規模企業と連携して魅力ある売場を作りたいという。


こういう試みは絶対必要。


コンビニも大手3社の寡占になりおもしろくない。


スーパーや大型SCもこれからは地域と上手に連携してその地方ならではの売場、商品、サービスを提供する店が生き残れると思う。




こういう取り組みもおもしろいですね。


軽トラ市

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