政府が7月31日閣議決定した「日本再生戦略」のことです。
閣議決定というのは一番重たい決定でありまして。
この方針に沿って施策を進めるということになります。
こちらをじっくりご覧ください↓
日本再生戦略(PDF)
ペーパーの上というかパソコンの中では計画は簡単に作れるわけでありまして・・・
会社の計画だってペーパー上ならいとも簡単にできる。
小生が関心高いところ。
2016年には平地での耕作面積20~30haにするというくだり。
来年が2013年?
今が2haくらいなものを4~5年で10倍から15倍にするって?
はっきり言います。
これは実現不可能です。
農業の高齢化とよく言われますが、高齢で仕事ができるってことは最高なこと。
できなくなれば自然と農地は集約されます。
今までもそうでしたが、後継ぎがいない、高齢化している、だからなんとかしなければ。
でも、やってることは逆でありまして。
戸別所得補償を受けている農家(農家に分類されている家)の9割は2ha以下で、金額では4割占めているそうです。
農業機械をシェアすれば解決する。
小規模でフル装備するから赤字になるわけでありまして・・・。
食料自給率
カロリーベースで50%
金額ベースで70%
を目指すとなっています。
とうもろこしなどのエサの輸入。
土地利用型の小麦や大豆。
これらを国産化しなければ自給率は上がりません。
エサ用の米を莫大な補助金(10a あたり8万円)支払って増やすなどナンセンス。
アリエナ~イ!
これも絵に描いた餅でしょう。
観光客増やす
大賛成!
でも、2016年に1800万人という現状の倍増目標はすごい成長率だ。
そのための施策というのは(?)ですね。
日本には地方空港たくさんあります。
だが、国際線の大半は成田や関空。
小生のプランは、
成田や関空から地方空港へ格安で飛ぶ便を大幅に増やす。
外国人を呼ぶにはまずは足です。
地方の活性化は外国人にお金を落としてもらうことが肝要。
イタリアやフランスは年間では人口に近い観光客が入ります。
空港でレンタカーを借りて好きなところに行く。
日本でそれができるか?
都内や大阪市内を走るのは無理でしょうね。
地方空港からならできる。
まずは標識から変える必要あり。
小生思うに、
日本再生の一丁目一番地は
教育
の再生だ思う。
親の教育
子供の教育
国家というものをしっかり意識させること。
国や地方自治体が何をしてくれるかではなく、
自分が国や地方にどう貢献できるか?
自分で稼ぐという意識が必要。
日本人に「稼ぐ」という概念が薄れていると思う。
国や地方自治体から「もらう」「してもらう」意識が強くなることが国を滅ぼす。(人間もダメになる)
野田総理が国会の答弁で「三丁目の夕日」のような日本に戻したいと言ったそうだが、
1960年頃の日本は貧しかったのです。
あの頃に戻れるわけがないでしょう。
今日より明日は良くなるという希望があったと言います。
それと現在を同じ土俵には出来ません。
人口がプラミッド型の時代でした。
これからは、少子化をどう克服するかが一番の課題です。
生産年齢人口と所得を増やすには女性が仕事を持ち稼ぐことしかありません。
女性が子供を産んで育てる支援を最優先にすべき。
小生の具体案は、
企業の中に保育所を設けることができるようにする。
そういう支援なら税金投入しても文句言わないのではなかろうか?
今日はこのあたりまで。
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