こういう観点の場合、米の値段については「売る側・提供側」になります。
原油価格が高騰し、ガソリン始め、石油関連製品の値上げ。
バイオエタノールの影響で小麦生産が減少し(とうもろこしが増えて)値上がりしている。
オーストラリアの大干ばつも大きな影響を与えている。
そんな中、日本では食料自給率(カロリーベース)は40パーセントを切り、世界最大の食料輸入国になっている。
日本の米は供給過剰状態が続いており、政府が一元管理していた時代には最大700万トン以上の余剰米が発生し、莫大な税金で処理したこともある。
消費量が年々減少し、生産も減反政策で抑え続けてきたがうまくいかない。
減反政策イコール価格維持政策であったがそれも破綻した。
米価格は毎年下がる一方です。
通常言うところの生産費は限界点を超えたように思う。
徹底したコスト意識を持った農業経営者でないと経営維持できない段階まで下がった。
以上は一般論です。
わたしは問いたい。
米価格が高くて困る人が今の日本にどれだけいるのだろうか?
モノやサービスを買う価値観というものが変わったに過ぎないと思うのです。
うまい米(ごはん)とうまい味噌汁、うまい漬物だけで日本人は満足するのではないの?
基本中の基本を忘れている。
ほんとうにうまい「おにぎり」「おむすび」は気持ちを暖かくする。
さぁ、いよいよ新米シーズンに突入です。
本場のうまい米がぞくぞく入荷します。
茶碗軽く一膳(ご飯で100g程度)いくらという見方があります。
kg300円の米なら約15円、最高級の米でもせいぜい30円ほどです。
うちの会社の「米家きゅうさん」のお客様はそういう人が多い。
せめてご飯くらいはおいしい本物食べたいという方々です。
米は同じ産地・銘柄でも作る人、作り方でまったく別物であることを知って欲しい。
うまいご飯は気持ちを幸せにする。
うまいご飯は人の気持ちを優しくする。
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市川 稔
たるたる
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