札幌で90年以上の歴史ある老舗米屋です。
今から30年前に青年会議所の業種別部会に「米穀部会」というものが設立されそこで知り合いました。
1985年だから輝く80年代であります。
その後米穀業界も競争と自由化の洗礼を受けて激動期を迎えます。
小生も激動期を過ぎ新しい売り方に変えて行きました。
小売部門の「米家きゅうさん」を価格志向から品質食味志向へ転換。
生産者の顔が見える、作り方が分かる、玄米で販売、その場でお好み精米。
その1号店は平成11年の秋にきゅうさん本店を開店しました。
それをみた札幌の老舗米店の旦那はうちもやりたいと。
札幌にはそういう店は皆無でした。
翌平成12年、米家きゅうさん札米の誕生です。
あれから14年になります。
その後、米業界は更に激動期に入ります。
道産米の品質向上もあり、道内消費の占める道産米の割合がどんどん高くなり。
現在では9割を超えているといいます。
販売業界では差別化しにくくなります。
勢い、価格競争になります。
弊社で「おむすび屋」を始めたのは平成20年3月。
その年の10月に「おむすびきゅうさん札米」を開店させました。
それも成長を続け今では立派な柱になっています。
そういうご縁があり、小生は季節の良い7月に北海道に毎年のように行っています。
会議室での堅い話しではなく、打ち合わせをし、店舗を見て、街を見学し、共に食事をして語り、酒を酌み交わし、ゴルフもする。
その社長が亡くなりました。
社長室の自分の椅子に座っている時に心臓発作が。
心肺停止状態・・・
社員に心得ある者がいて心臓マッサージを行い。
救急隊が到着してAEDをやり病院へ。
一命は取り留めたものの意識回復することなくおよそひと月で息を引き取りました。
小生にとっては友人であり戦友でありました。
後継者が立派に育ってきているのでこれから時代の変化に対応しやってくれると思う。
株式会社札米
今日のテーマ
人の一生
命あるものは必ず終わりがある
人間も必ず終わりがある
早いか少し遅いかだけの違いしかない
悔いの残らない人生なんてない
だけど、少しでもそれを小さくしたいものだ
だから、
今を大切に
今日を大切に
今週を大切に
その積み重ねでしかないのだから
今、この瞬間は二度とないのだから
60過ぎてから云っていること
いつ終わりがあるかも分からない
だから、
出来ることを出来るうちに
やれることをやれるうちに
我慢してたことあれば少しそれを解禁してもよいのでは
出来るだけ悔いの少ない人生にしたいから
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