市川稔の米(マイ)情報

トヨタ、ウーバーへ出資

まだ、ご存じない人が多いですね。


スマホを通じて、タクシーに乗りたい人、乗せたい人をマッチングする。

スマホにはアプリがダウンロードしてあり、個人情報、クレジットカード情報入っている。

だから、現金のやりとりもない。

客はドライバーを、ドライバーは客を評価することになっている。


日本では、タクシー業界は料金も台数も営業地域もがっちり規制で守られている。

白タクは違法だ。


世界を見回せば、ウーバーの快進撃はすごいことになっていまして・・・


都市の検索


あの「トヨタ」が「UBER」に出資。


ウーバーと提携したトヨタが持つ「危機感」 ニューズウイーク



2009年3月創業、2015年の売り上げは1兆円超えとか。未上場だが企業価値は日本円で7兆円とも。

たった7年ですよ。


トヨタの危機感とは?



ウーバーのようなサービスが世界中で展開されるとどうなるか?


クルマを所有しなくても便利な生活を送れるとしたら?


カーシェアもそうですね。


日本でも都市部はかなり普及してきています。

これも、スマホのアプリで行う。


15分単位で燃料代込だ。

都心部ではクルマを所有したら駐車場代だけでもとんでもない額になる。

1週間のうち、クルマを使う時間は?

ほとんどの時間はガレージで眠っている。


そう、クルマが売れなくなるのだ。


クルマが売れなくなるというのは、関連する業界、業種、すべてに影響があるのです。


こんな話も。


スバルディーラー関係の板金のこと。

アイサイト搭載車は追突事故が85%減少するそうで。

板金の仕事が激減してしまうのだ。


この技術は、そう遠くないうちに大半のクルマに搭載されるだろう。


小生が近所乗りに使っている「エブリィワゴン」にも搭載されているくらいだから。




だから、



景気がどうのこうのという話とは次元が違うのです。



小さい会社でもよい、ビジネスをデザインしなさい、発明しなさい。



そういう気持ちで取り組まないと。


扱っている商品をどう売るかという「方法論」ばっかりやっていたらいけませんよ。

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