このブログでも書いてますが、消費税は3%上がったのではなく60%上がったというのが正解です。
8÷5=1,6
増税前の駆け込み需要は高額商品中心でした。
日常品のコメやトイレットペーパーなどは少しでした。
自動車は増税前の受注増えたが納車が終われば厳しい現実が。
住宅業界も秋風が吹いて寒くなってしまったようです。
データはこちら
小生がこれはちょいとと思うのは、
円高デフレから円安インフレ(デフレとは言わない程度です)傾向になり、
輸入品が円安傾向で値上がりしました。
就職難なのに人出不足という現象が起きていて、人件費が上昇。
関連で追い風が吹いているのは「求人情報」の会社か。
小売業や飲食業、サービス業は働く人の7割くらいを占めます。
24時間営業でうまく行った代表例が「McDonald」であり「すき家」です。
McDonaldは別の原因も大きいがすでに売上厳しい状況でした。
McDonaldは実質値上げをしようとしていました。
飲食業というのは「客単価」で区分けします。
毎日でも使える日常の店。
たまには行ける店。
ハレの日などめったに行かない店。
接待などで使う店。
ファストフードは日常で使う店なので価格に敏感です。
100円コーヒーの先駆けでありました。
100円マックで安いというイメージ作りをしました。
コーヒーはコンビニがそれを始めるようになり優位性が薄れ・・・
なんといってもコンビニの店舗数が圧倒していることも大きいでしょう。
バーガーなのに高級路線に打って出ました。
セットものばかり「売りたい」が見え見えで600円、700円のメニューが一番目立つところに。
「昼マック」でランチタイムだけ安いセットを出しましたが果たしてどうか?
「すき家」は24時間営業をやめる店を発表しました。
10月1日現在24時間営業の店は1981店舗のうち589店舗しかない。
東洋経済オンライン
少ない人員(人件費を抑えて)で利益を出す作戦が人出不足で裏目に出ました。
深夜にワンオペというシフト。
ようするに店舗には一人しかいない。
強盗も多く問題になっていました。
そこに調理に手間の掛かる「鍋」を出したので職場放棄に近い形でアルバイトが大量に辞めたのでした。
深夜、アルバイトが一人で店を任されるというのはモチベーションが上がらないでしょう。
増税後のプライスも明暗を分けることに。
増税後の動きはなかなか厳しいのが現実。
ほか弁最大手の「プレナス」も株価が低迷。
増税後売上低迷し人件費上昇もあり収益圧迫。
日経会社情報
増税後の明暗というか混乱というかかなり影響あることは事実です。
上記とはちょいと異なりますが、
スーパーや量販店のコメの売れ行きが極めて悪いそうです。
新米が出始めて、売り急ぐ生産者や産地も多く暴落した相場。
それらを受けてスーパーは安売り競争に走ります。
ライバル店の価格を見て更に値下げする。
利益無視。
仕入れ値ギリギリで販売することも日常だ。
問題は、
それでたくさん売れて他の商品も売れるなら良いが
安売りしても売れない
儲からない
最悪の道を進んでいる。
コメが安いからといってたくさん炊いて食べるか?
贅沢になった日本人は収入が多い少ないに限らず、
好きなものを好きな時に食べているのです。
コメが安くなったと言っても騒いでいるのは業界人だけでありまして・・・
普通の消費生活者から見れば、
「あら、おコメが安いわねぇ」
という程度ではないかと思います。
今年のさんまは高い、安くなったと同じ。
要は、求めているものは何かということ。
生活費に占めるお米代。
食費に占めるお米代。
たとえば、
深夜に自宅ソファに横になり、スマホをいじっている・・・
そうだ、ビールが無いな、コメも・・・
そんな時代です。
視点を変えないと。
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