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市川稔の米(マイ)情報

研修会

大きな転換点を迎え、参加者は真剣な眼差しでしたね。
今回はどちらも流通関係者が多い会でした。

日本の米生産、販売は多くの規制があり、それが長い間続いたものですから、アタマの切り替えができにくいのでしょう。

もうすでに実態は変わりました。

作る・売るとはクルマの両輪ですが、従来は「作る現場」と「売る現場」の距離が遠かったのです。

作る方は、完全委託販売というカタチでやっていました。

JAに出荷(販売ではありません出荷です)すれば現金になる。(仮渡金)価格は相手まかせ、手数料を引いたものが翌年精算される。

しかし、このような取引は生産の三分の一程度しかありません。

そのような実態であるのに、あたかもそれがすべてのように思っているのではないか?

大いなる錯覚をしているのはないか?

そんなふうに思います。

もうすでに自由に取引しているのに、

これからどうなるのだろう?

と聞いているようなものです。


マーケットの変化を見よ!


制度は知っておかなければならないが、制度で食わしてもらっているのではありません。

言葉は悪いですが、お客様に食わしてもらっているのです。

それにしても会の設営・運営は大変なエネルギーが必要です。

ボランティアで運営してくれた関係者に感謝しています。


ありがとうございました。






追伸
昨日はWBCの試合経過が気になってしかたなかった。
勝ってホントによかったね。

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