モノの価格は下がってゆくもの。
給与は上がらないもの。
インフレが通常の状態であると認識していた世代にはデフレの洗礼はきつかった。
どうやら様子が変わってきましたよ。
東京では数年前から土地はバブルの再現かと思わせるような動きがありました。
デフレがボディブローのように効くのは
資産デフレ
でしょう。
一般の人の最大の買い物は「住宅」でしょうね。
個人で20年や30年のローン(月賦)を組んで払い続けます。
仮に、4千万円で戸建住宅あるいはマンションを購入(実態は資産と借金の負債のバランスですが)したとしましょう。
購入した翌年に同じような物件が3,900万円。翌々年は3,800万円になってゆくのがデフレです。
これが16年続いてきたのです。
2006年の調査では(基準地価7月1日)全国平均で住宅地は前年比2,3%の下落、商業地は2,1%の下落であった。
住宅地、商業地とも15年連続の下落だったが、下げ幅は3年連続で縮小した。
三大都市圏は住宅地・商業地ともに平均で16年ぶりに上昇した。
このように報道されています。
まだまだ下がり続けているのですが・・・
三大都市圏とかピンポイントでは上昇に転じてきました。
小生は仕事柄、訪れた地域で農地の価格を必ず聞くようにしています。
30万円や50万円という数字が出ます。
取引単位は「反」です。なんと300坪の価格です。
土地の価格評価で日本地図をこしらえたらどんないびつな地図になるでしょうねぇ~
全国各地で土地価格が上昇するというは(???)ですが、東京や三大都市圏の土地は上昇気流です。
この部分から眺めると景気は悪くなると見るより良くなると見るのが普通でしょうね。
なにせ、日本の持ち家比率は約6割強もあります。
トップは富山の約80%、最下位は東京の約45%でしょうか。
日本全体ではまだら模様で一律というわけには行きませんが全体の傾向としては良くなる方向でしょうね。
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komikomi
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