米穀年度というものがあります
長いこと食糧管理法の元でそういう年度になっていた
WiKiによれば、
米穀年度(べいこくねんど)とは、日本で米穀の取り引きに関わる年度のことである。11月1日から10月31日までの1年間を区切りとするが、日本の米穀年度は、会計年度のように年度初めの属する月の暦年ではなく、年度末の属する月の暦年がその年度となるので、前年11月1日から当年10月31日までとなる点に注意を要する[1]。例えば、平成22年(2010年)11月1日から翌年の平成23年(2011年)10月31日までの米穀年度は、年度末である10月31日の属する月の暦年すなわち平成23年度(2011年度)ということになる。
米は日本の主食であるため、日本の行政機関の1つである農林水産省が食糧管理法に基づき、その生産や流通までを長らくのあいだ一貫して管理してきた。米穀年度は収穫を基準にした年度であり、かつては米の収穫が11月ごろから始められていたため、11月1日が年度の始まりとされた。しかし、今日では収穫時期が早期化して9〜10月には収穫が終わっており、実情に合わなくなっている。
以上
11月1日から翌年10月31日までを米穀年度とした
現状では温暖化の影響もあり、収穫も早くなっているのでちょいとずれている感じもします
小生もこの世界で半世紀
2024年、令和6年は記憶に残る年となるでしょう
業界全体の話しではありますが、売る米が足りないというのです
業界団体の子会社が民間取引会をやっています
10月30日取引会が開催されました
産地銘柄 52銘柄
上場数量 59,142俵
上場価格(加重平均) 27,626円(関東着基準・税別)(前年比180%)
上場価格、前年比180%!
1,8倍です
このブログで何度も書いていますが、価格が複数になり、どの価格が指標なのかわからない
この価格は民間スポット価格ということになるでしょう
上場数量3,600トン弱だからたいした数量ではありませんが、買い手は大手の卸が多いからビックリ!
全農相対価格はこれよりずっと安い
しかし足りたい、年間販売分が足りないのです
仕方なく、高値でも買ってプール計算しないといけないというわけです
小生、何度も云ってますが
会社経営というのは差別化であります
唯一無二というのは簡単ではありませんが、安定した仕入販売、取り組みというのが大事であります
食管法時代の遺産かも知れませんが、新米穀年度に向かい気持ちを新たに取り組みたいと思っております!