市川稔の米(マイ)情報

ファミレスからみえる変化

ファミレスが登場したのは昭和45年(1970年)となっています。


すかいらーく」の1号店。


郊外に立地し、慣れない洋食をナイフとフォークで食べる。

ただし、圧倒的に「ライス」の注文が多かった(笑)

広い駐車場。

外から中が見える開放的なつくり。

マイカー時代を迎え、家族で食事に行く。

ハンバーグは480円だったと思う。

家族4人で3千円とか。

たまには「ハレの日」を外食で。

従業員も、主婦の空いた時間を上手に活用できる「パートタイマー」を戦力にした。

爆発的な人気で店舗を急拡大させた。


今や、すかいらーくという店舗名もない。


デニーズ

ロイヤルホスト

ファミレス御三家と言われた。


当時、家族団らんの日が外食ということも時代が変わった証しでありました。

1975年

1980年代

1990年代

2000年代

2010年代


日本の人口推移、経済、産業構造、家族構成、さまざなまことが変化してきました。


第一、ファミレスという呼び名がまったく合わなくなっています。


ファミリーレストラン


家族利用を想定した食堂ということになります。


今では、利用の仕方がまるで変わりました。


お一人様が多い。

子連れで主婦同士の飲み会やったり。

朝の利用。

深夜の利用。

コンビニがあれば一人暮らしでも困らないが、

コンビニではファミレスのようにゆっくりできない。


最盛期、御三家始めほとんどのチェーンにお米を買ってもらっていました。

以前経営していた会社で。

月に使用量が一店舗軽く1トン超えていました。

ご飯(ライス)の盛りも多かった。



どんな会社、商品にも、


創業期

成長期

成熟期

衰退期

というものがあります。


成熟期を過ぎても衰退しないように業態を変えて行く。


お客様の変化に合わせて行く


それが出来れば長寿企業になる。

それが出来なければ衰退企業になる。






なぜ、こんなことを書いたかと言うと、

久々に新聞のおもしろい記事を読んだから。

新聞というのは「記者の目」「記者の頭脳」が活字になるもの。

速報ではインターネットやテレビの生には及ばない。

公明正大に事実を伝えるものでもない。



こういう記事なら新聞の価値あると思う。


朝日新聞 署名記事

ファミレス、おひとりさま天国 家族がいても通う理由


 

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