市川稔の米(マイ)情報

2007年問題 食生活

1947年から1950年に生まれた世代。

塊のように人数が多いので、作家でもある堺屋太一先生が付けました。

団塊の世代

団塊の世代は戦後日本の成長と共に生きてきました。

貧しさを体験している最後の世代であるとも云われています。

2007年が1947年生まれが60歳になり定年を迎えるということがクローズアップされていますが、60歳まで働いている割合は何パーセントだろうか?

男女は約半々だし、きっちり60歳まで働いている人は意外と少ないのでは?

その世代の人が同級会などを開催すると、すでに働いていないか、第二、第三の職場の方が多いと言っていました。


小生はすでに始まっていると思います


団塊の世代のライフスタイルが世の中に大きな影響を及ぼしていると。

たとえば食生活。

すでに子供も育ち(巣立ち)夫婦だけの家も多いですね。

まず、食べる量が大幅に減ります。

子供や若者が居る家庭と食べている内容が違います。

今、問題になっている「格差」のこともありますね。


食品を買うと想定してみましょう。


二人または一人暮らしです。

ご飯を炊く量は?

おかずを作るには? 何品も料理を作るには材料を買い込むにしてもムダやロスが多すぎますね。

作るより出来たものを買う方が豊かな食生活ができる。

そう考える人も多いでしょうね。

スーパーの売場構成も売上構成も変わってきました。

最新店舗は更に変えています。

もちろん立地にもよります。

大規模住宅開発では、ある時期に一斉に入居してきます。

結婚して子供も居てというのが平均的な層ですから、30台の人とかが多いでしょう。

小生が現在暮らしているところは35年ほど前に開発された地域です。

見渡せば老人の街になりました。


食の世界では、

出来たもの買う。届けてもらう。

あるいは、

外食に行く。

少しでも料理を作ることに喜びを感ずる人もいるでしょう。


それに、おすそ分けの文化も。

なぜ、30kgの玄米が売れるか?


そこに大きなヒントがあると思ったのです。



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