商店も工場も倉庫でも加工場でも同じ。
農業で農産物を作るのも、漁業で海産物を獲ったり、養殖したり。
どれも「お客様に商品・サービスを販売」して成り立っている。
大企業であっても、
たとえば自動車。
ヒットするクルマを生み出すのは並大抵のことではない。
家電に至っては売値もメーカーの思うようにならないのでもっと大変だ。
持ち帰り寿司。
かつては、駅前、商店街、郊外にもありました。
一世を風靡した時代もありました。
代表的な企業は小僧寿し。
ここが苦境にあえいでいます。
一企業の戦略のことを云々する気持ちはありません。
原因はいろいろあります。
コンビニの台頭
スーパーの寿司の品質が上がった
回転寿司の商品がよい
宅配寿司の台頭
世帯人員が少ない
などなど・・・
外部環境が変わり市場が変わった。
店舗数を増やせば増やすほど転換が難しい。
持ち帰り寿司専門店そのものが市場から消えようとしている。
怖いですね。
コメ業界にも。
まだ、失敗の烙印押すにはどうかと思いますが。
復興支援という錦の御旗を立てて登場。
ある、農業生産法人とア〇〇ス社が新会社を設立。
70億円とも云われている最新鋭の精米工場を建設。
ア社の販路を活用し全国に販路を広げる予定でありました。
ウリは小分け、コールド製法(精米工場も低温管理)
450gパックが10個入って4,5kgの二次包装など。
小袋は脱酸素剤入りの包装。
コンビニ、スーパー、ホームセンター、ドラッグストア、通販などに販路を求めた。
店頭に陳列する。
賞味期限長いので売場にある期間も長くなる。
でも「生鮮米」だという。
小売業は売れる商品しか陳列してもらえない。
返り注文がないとどうなるか?
販売終了となります。
お米流通に革命を起こす
鳴り物入りでスタートしました
が、
結果はどうやら悲惨のようであります。
失敗から学ぶ
市場の変化を敏感に感じ取りトレンドを掴む
自社の商品が顧客支持を得ていないと分かれば早めに手を打つ
場合によっては業態そのものを否定する
撤退はまだ体力が残っている時に決断する(これが一番難しいことですが)
商品戦略の失敗
仮説を立てて市場に商品を投入する
仮説が正しいかどうか?
顧客の反応はどうか?
はかばかしくない場合は即修正を掛ける
それには、意地や変なプライドを捨てること
現実を見なければならない
小生も多くの失敗をしてきているのでよく分かる。
失敗を恐れるな。
早く手を打つことだ。
失敗から学びましょう。
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