市川稔の米(マイ)情報

新製品発表会

リアルで集まる集めるのは7年ぶりとか

新製品発表会に行って来ました

富山市にある精米機のメーカーです

中小企業ですが、下請け仕事はやらない

自社で図面書いたものしか造らない

創業者の考えです

自社製品、値決めも自社で決める

中小企業にとってとても大切なことです

創業時は農家向けの小さな精米機を造っていました

1976年創業なので創業47年

現在は2代目の社長が経営しています

先代からお付き合いあり、創業30周年、40周年記念の集まりには不肖小生が記念講演させていただきました

時代は農家精米からコイン精米機に移り

1994年にコイン精米機に参入

後発なので、他社にない機能を盛り込み

精米機は構造上「搗精部」というか「搗精室」というか、そこにお米が残るのが普通でありました

コイン精米の場合、自分が持ち込んだ玄米を精米するわけです

ところが「搗精室」にコメが残っているので、一番最初に出てくる白米は自分の米ではないもの

機械形状を工夫して米が残らないようにした

今では普通になっていますが、残米ゼロを実現したわけです

そのように、製品を開発して人々のお役に立つというのが企業のありかたです

さて、時代は移り

コイン精米所は全国に普及しました

ピークは2万1千台くらいらしい

現状は入れ替えなどで2万台くらいで推移しているそうです


今度の製品は

コイン精米でも精米品質が他社とは違うもの

専門的になるので、簡単に言うと「うまみ」部分を残して精米

これ、言うのは簡単ですが、けっこう難しいことでありまして

出来上がり精米品質で差別化を図る









ごはんの「うまみ」というのはどういうものか?


基本五味

甘味 酸味 塩味 苦味 旨味

もっと深く言うと

辛味 渋味 

温度 色・光沢 音

これらを「味覚センサー」でわかるようにする

人間は、

食事環境 食分野・食生活 心身の状態

こういう部分もありますが、これはセンサーではわかりません


お米、ごはんでも「うまみ」の追求

うまみはどうしたら作れるか?


こういう研究になってゆく


おもしろい

楽しい


小生の会社ではおむすび屋やってます
直営とFC、姉妹店

そこで使うお米はおむすび用ブレンドで特製のお米

もちろん、炊き方、保存の仕方、握り方いろいろ要因あります

精米の仕方も研究しないといけません


いろいろヒント浮かびました



それにしても、

この日は気温も高く快晴

富山は冬になればほとんど雨か雪、快晴の日などあまりない

見事な立山連峰の景色でありました









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