7月25日日経朝刊「マーケット商品」のページで「米国産コメ輸入急増」の記事が。
一般の人は知らないが、日本はコメを輸入しています。
コメの輸入は政府管理。
記事一部引用
ウルグアイ・ラウンド(1986年~1994年)交渉で年間77万トンの輸入枠が決まり、うち最大10万トンが主食向けの売買同時契約(SBS)。
2016年年度はSBSの輸入量が7万トン超と、15年比で3倍に膨らんだ。
17年度も秋からの入札に需要が高まっている。
引用終わり。
コメは生産過剰状態なので、半世紀生産調整やってきたが、どれもうまく行かなった。
コメは作っても良い。
しかし、エサにするコメ。飼料米なら良い。
ここに多額の補助金(交付金)を出すことによって初めて減反が達成出来た。
16年の飼料米は48万トンに達した。
政府は110万トンまで拡大すると閣議決定している!
農水省
主食用米の不足感あり、比較的価格の安いコメの供給が減り。
国内のコメ需要は、業務用で消費されるのが4割以上占めている。
業務用の場合、コメ仕入は「コスト」ということになり。
コメの値上がりは厳しいところも多く。
より安いコメを求めるので輸入米に頼ることになる。
主食用の輸入米は大半がカリフォルニア米の中粒種。
(日本米は短粒種、世界の主流はタイ米などに代表される長粒種)
中粒種は日本米の短粒種にブレンドすれば十分食べられる。
吉野家はブレンドして使用しているのはよく知られている。
ラーメンチェーン「幸楽苑」もチャーハンに使っているそうだ。
給食関係でも広く使われている。
家庭用でも[業務スーパー」で10㎏白米税別1980円で販売されたが、先日見たら2280円になっていた。
多額の税金投入して飼料米作り、新米を鶏、豚、牛などが食べ。
人間がいつの間にか輸入米を食べるようになり・・・
小生に云わせれば、専業農家、農業で生活している農家に対して直接所得補償した方が少ない予算で達成出来ると思う。
あるいは、コメでなく、飼料用トウモロコシを増産させてそこに交付金支払った方が有効的だと思う。
なにせ、日本は飼料用トウモロコシ世界最大の輸入国だから。
その数、1600万トンとも云われている。
小生の会社はコメ販売会社でもありますが、価格勝負の低価格米のマーケットとは距離を置いている。
「共創」を理念に掲げています。
「共に価値を創る」という意味です。
ここでいう価値とは、消費生活者、あるいはユーザーから見ての価値であります。
価値があると思うから、判断するから購買行動になります。
商品そのものの価値、購買方法の価値、ブランドの価値、いろいろあります。
そういう「取り組み」で価値を創造したいといつも思っている。
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