映画を作る企画にしても、
小説を書き上げる発想力にしても、
スポーツ選手が記録を更新するときでも、
自動車を作る部品の生産から完成品にするまでの工場にしても、
あの巨大なタンカーや豪華客船、あるいは空を飛ぶジェット旅客機の生産にしても、
そして、ビジネスを展開する様々な商品開発、店舗開発、ITの開発もそうだ。
それは本気で取り組んだ時だと思う。
いい加減な気持ちでは生まれない。
故相田みつを先生の詩に次の作品があります。
本気
なんでもいいからさ
本気でやってごらん
本気でやれば
たのしいから
本気でやれば
つかれないから
つかれても
つかれが
さわやかだから
とっても爽やかな詩です。
人間は怠け者の自分と、
やる気にあふれる自分との葛藤だと思うのです。
あっちへ行ったりこっちへ行ったり・・・
やるときはやんなくちゃ。
ただいま小生は久しぶりに
本気モード
であります。
思い出したこと。
昭和62年だったと思う。
紹介いただいて「相田みつを」さんの自宅におじゃまさせていただいたことがあります。足利の自宅でのアトリエを見せていただきました。
ひとつひとつの作品を作るまでの集中力はすごいものがある。
アトリエからその空気が感じられました。
また、書き上げる作品は何十枚(正確ではありません)と書きその中から自分で最高だと思うものを世に出すのだと言っておられました。
しかもすべて本物の和紙に書く。(一枚すごく高価なものと仰っていました)
それは練習ではなく、一枚一枚に本気で取り組み書き上げるからだと。
長い長い不遇の生活を経て世の中に認められるときでありました。
亡くなった今もその作品は多くの日本人の心の中に生きている。
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北のあざらし
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