モノの値段を決めるのはなかなか難しい。
食糧というか、穀物のようなものは特に難しいですね。
世界中の貿易で成り立っています。
食料自給率というものが常に問題になっています。
NHK「食」日本の、これからという番組が企画されていて、その中の設問にもあります。
わたしは日本の米は高いとは思いません。
かなり安いです。
穀物などは需要と供給の関係がもろに出ます。
需要量の10パーセント供給が増えれば価格は暴落するし、逆に需要量に対して供給が10パーセント足りなければ暴騰します。
日本の米は需要量に対して生産過剰が続いているからです。
減反政策がうまくいっていない。
どんなモノでも、供給側は「値良くたくさん売りたい」と思っていて、買う側は「よいものを安く買いたい」と思っている。
買う側は相手の原価や生産コスト、運営コストなどは考えもしない。
同じ人間が供給側・販売側のときと、買う側・消費側では人が変わってしまうのだ。
日本の米価格はいよいよ最低ライン、限界点に達してきたように思える。
従来の生産方法、生産の仕組みのままならという注釈付だが。
ここから改革、革命が生まれる。
皆で楽にできる時代は終わってしまったのだ。
知恵を出し、汗を出し、自らの責任で行う。
政治は常に弱者に対して暖かい目を向けなければならないが、機会の平等は常に公平であるべきで、結果は不平等になる。
その時に救いの手が必要になるのだ。
米つくり農家の経営破たんが続出するだろう。
そのときに再起できる手立てが必要だと思う。
最新の画像もっと見る
最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2004年
人気記事