(130年の観測で最高気温の記録更新。モスクワ7月29日37,7度)
干ばつが広がっている。
ロシア政府は年内いっぱい小麦の輸出を禁止すると発表。
国内市場を優先させることとした。
シカゴの穀物市場では即反応し相場が一時高騰。
世界の食糧が足りなくなると信じる人々には嬉しいニュースだろう。
皮肉なことに、価格が高くなれば生産は増える。
富める国と貧しい国があるのが現実。
農業国とは先進国であり、
(農家の比率が低い)
農民の比率が高い国は相対的に貧しい国なのです。
農家が作物を作るのは自給のために作るのではなく、生活のため、ビジネスのために作るのです。
儲かると判断すれば作るし、儲からなければ作らない。
天候相手の商売だから計画通りには行かないが、どんな仕事、商売でも計画通り行くことなどない。
幸い、世界の小麦在庫は高水準でありすぐに不足することはない。
穀物の世界は在庫とのバランス。
政府の関与もある。
世界の情勢、日本の情勢は常にチェックしておく必要ある。
それと、自らの仕事や商売とはイコールではない。
世界の食糧事情を語る前に自分のビジネスを心配し手を打つことだ。
最新の画像もっと見る
最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2004年
人気記事