天照大身神をおまつりする「内宮」は、皇室の御先祖神として尊ばれ、また、国民の総氏神と仰がれています。
豊受大御神をおまつりする「外宮」は、米を中心新とする、五穀豊穣、衣食住の守り神としてあがめられています。
江戸時代などには、お伊勢参りとして、全国から伊勢を目指して旅をしたのですね。村中から寄付を集め、村の代表が伊勢に向かうわけです。
もちろん、自動車や電車もありませんから、歩いて旅するわけです。日のあるうち、明るいうちしか移動できませんから、一日に徒歩で移動できる距離は、時間4kmとしても、30km前後でしょうか?
それで、街道沿いに旅籠も発展したのでしょう。
伊勢では、情報交換の場であり、米の種籾の交換も行われていたと、友人に教えてもらいました。
伊勢神宮は、そのように「特別な神宮」です。しかし、今はひとつの宗教法人になってしまいました。
日本が、60年前に戦争に負けて、日本の文化・歴史、その良い面もGHQによって消されてしまいました。
小生なども、戦後教育の落とし子ですが、小中高での教育では、日本の正しい歴史は教わっていません。
あるときから、独学、あるいは先輩達の教えで、勉強しました。
自国の文化・歴史を正しく教えてゆくことは絶対に必要だと思います。
二千年の歴史がある神社など世界中を見渡しても、そうあるものではありません。
20年に一度の大祭、神宮式年遷宮(じんぐうしきねんせんぐう)は、記録に残っているだけでも、1,300年続いているのです。
伊勢神宮に入ると、2、000年の歴史が伝わってきます。
今の日本に欠けているもの。
日本という「国」に生まれた有難さ、感謝の気持ち。
正しい歴史の伝承。
国家という概念。
現代の、お伊勢参りをオススメします。
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