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市川稔の米(マイ)情報

交流会・研修会

弊社と取引のある農業経営者の交流会兼研修会を開催しました。

1月ないし2月に行っております。

今回はとても内容の濃いものになりました。

先週18日に発売になりました日本農業は世界5位の農業大国という著書が出たばかりの浅川芳裕さんに友情出演もしてもらいました。

ほとんどの日本人はある情報によって洗脳されています。

「世界の食糧は不足する」
「自給率が低いことが問題である」
「だから自給率を高めなければならない」
「農家は大変な職業である」
「農民を守らなければならない」

それらは作られた偶像であることを解説。

それらは誰のために造られたのでしょうか?
誰かが得するからやっているのです。
詳しくは書きませんが。

ほとんどの人は「目からウロコ」の議論であったことだろうと思います。

たとえば、
コメは減反率約40%です。
生産過剰ということです。

米の生産額は1,8兆円ほどですが、野菜は約3兆円。
でもカロリーは低いので自給率には貢献しません。

日本の農業生産額は約8兆円で世界第5位。

しかも、国内マーケットだけの特殊な存在。
世界でもまれに見る富裕マーケットを対象にしている極めて特殊な優良市場なのです。

自給率というのは日本独自の算出方法であって世界のどの国でもそんなことはやっていない。

詳しく書くことは長くなるので是非上記の本を読んでいただきたい。

米粉用や餌米など、税金(正確に言えば国の借金)で支えるなどもっての他。

そもそも贅沢で舌の肥えた日本人になにを食えなどというのは不可能です。

米粉や餌米などのことを「新規需要米」と呼んでいることが言い表しています。

「新規の需要を作る」ことくらい難しいことはありません。

役所が予算(税金、正確には借金)で国産米粉の需要拡大をすることなど不可能でしょう。

おかしな期待感だけが一人歩きしていると思う。

弊社の取引先の賢明な農業経営者はしっかりと足元を見て経営してくれるでしょう。

小生は微力ながら米消費拡大に貢献したい。
そのひとつが「おむすび屋チェーン」であり、特別な米を特別な販売方法で拡大することです。

浅川さんありがとうございました!
深夜までお付き合い有難う。

参加してくれた農業経営者の皆さんありがとうございました。

農業問題ではなく、戸別農業経営者、農場経営問題だと思います。

皆さん、お互い刺激し合い元気をもらって帰られたことでしょう。

いやぁ、おもしろかった!


PS
長崎県知事選挙は自民・公明推薦候補の圧勝。昨日は町田市長戦も。政令指定都市でもないのに、民主党幹事長や菅直人副総理も応援に入ったが民主党推薦候補は自民系の現職にWスコア近い負け。
前回の総選挙では民主党というだけで圧勝であったが。
潮目が少し変わったね。

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