市川稔の米(マイ)情報

農村現場を見て

土日を使い4日間ほど新潟県内にいました。

土曜日は結婚式に出席。

11時半に始まった披露宴は3時間以上に及び余興も盛りだくさんでありました。

場所を変えて二次会をそれぞれ行い、私が出席したところではお開きは午後9時をまわっていました。

よく飲んで話したねぇ。

日曜日は新婦の両親とベルナティオというところでゴルフ。
魚沼の高原に表れる素晴らしい施設です。

スコアは43(22)、42(16)の85。( )はパット数です。
ショットはまずまずでした。
相変わらずパットに悩む小生でした。

ただ、ここは虫というか、蚊なのか、アブなのか、とにかく虫に刺され大変でした(笑)
(聞いていたが、現実はそれ以上でした)


月曜、火曜は農業経営者を訪ねてきました。

7か所ですが、新潟県は広いので距離としてはかなり走りました。

一緒に行動した人のプリウスを小生が全行程運転しました。

プリウスが売れるわけが分かる気がします。
とにかくよく出来ている。

実際の走行でリッター20km以上走るのを経験したら普通のガソリンエンジン車には戻れないね。

ただ、小生には退屈という文字しか浮かばない運転の感想です(プリウスオーナーのみなさんごめんなさい)



さて、本日の本題です。


今回は新潟県という限定した地域での話しですが。

農村の今後はどうなるのか?

小生がお会いさせていただいた人はすべて農業で頑張っている人ばかり。

日本の農村は集落の単位があります。

ひとつの集落で農業後継者がいるのはウチ一軒というのが珍しくない。

農地は集まる。

経営規模はおのずと広がる。

どの大きさにするか、それも重要な判断だ。

家族経営でやるのか、家族の構成により出来ること出来ないことあります。

従業員を雇用する場合は一年の仕事をどう作るかということも。

また、ある規模を超えると設備投資の金額が跳ね上がります。


規模拡大とコスト構造がどうなるかも計算しなければなりません。

拡大すればよいというものでもありません。


大規模農場、大規模農業と言いますが、年商1億、2億、数億というのは中小企業であります。

零細企業という感覚で取り組まないと錯覚を起こします。


米作りに関しては、前にも述べたように国の政策の手のひらの上で踊らされているという現実がある。


今のやり方は「補助金」によって誘導されている。


だから、政策が変われば経営もガラッと変わってしまう。


小生云うところの「官製マーケット」です。


よくよく注意しないといけません。


大変だが、官製マーケットの逆をやれば良いのだか・・・


また、今回の旅で強く想ったこと、気が付いたことがあります。


昔で云えば、食管法があるからおもしろい商売が出来た。


今、全農、全中の改革を迫られている。


米は「在庫リスク」が一番大きな問題であるというのが小生の認識。


全農という巨人がいるおかげでまわりは好き勝手にやっているという認識を持たないと。


全農が株式会社となり同じ土俵になったら今より数段競争が激化するかも。




そういうこととは無縁の農業経営している人にも会いました。


食べていかれるだけ稼げればいい。

自然や地域との共生。

生き方の問題でしょうね。


写真は新規就農して20年目という人の田んぼです。

冬は雪が3m50cmは積もるという。

なぜこんな山の中に?

誰もがそう思うだろう。

でも、その夫婦は輝いていました。







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