フーテンの寅さんの映画に出てくる旅館は相部屋だったり、畳の部屋でふとんを敷いて寝る。
そこには見ず知らずの人との出会いがあったりする。
昭和のよき時代の姿でありました。
かつて、アメリカなどへの研修旅行もツインの部屋に男が二人入るというのは日本人は当然と思っていたが先方は不思議だったそうだ。
他人の成人男子が相部屋とは(?)のだろう。
国内の社員旅行などでも温泉旅館で一部屋4人5人あたりまえだった。
最近はとんと人気がない。
小生なども相部屋はできれば勘弁願いたい方だ。
9月2日に宿泊した秋田の秘湯「鶴の湯」では6畳の部屋に3名。
久しぶりの相部屋でした。
出張の際はビジネスホテルに泊まることが多い。
日本のビジネスホテルはこの10年で飛躍的に進化した。
東横イン
ルートイン
スーパーホテル
世界チェーンのベストウェスタン
九州ではジョイフル創業者が展開する亀の井ホテルもおもしろい
他にもあるが、チェーン展開しているビジネスホテルは新しい需要を開拓した。
インターネットで直接予約をとりたい。
一方、じゃらんや楽天トラベルなどは検索の利便性をウリモノにして競っている。
今回の出張でも、会津ではルートインに泊り、米沢ではベストウェスタンに泊った。
どちらも満室でありました。
女性客も多い。
最近は大きなお風呂を設けているビジネスホテルも多くなった。
聞けば、各部屋で風呂を使われるより大風呂を利用してもらった方が省エネになるとか。
(コストダウン)
なるほど。
ロビーではコーヒーの無料サービス、
ベストウェスタンはオープン記念で生ビール一杯サービスしていた。
朝食サービスもあたりまえになってきた。
無料なので美味しいもの出せばたくさん食べられてしまうのでコメもそんなに美味しいものでなくてよいと言われたことがある。
今や、そういう発想では競争に勝てない。
無料の朝食でも工夫がなければいけない。
徹底した合理化でスタッフは少ない。
女性中心のスタッフ。
正社員は少なくパートの女性が主力。
朝ごはんもパートの女性が作る。
部屋の掃除もそうだ。
リネンサプライは外注だが発注価格は当然安い。
新築建物は地主が借金して建設する場合が大半。
それを30年契約などで借りる。
ベストウェスタンなどは撤退したところに居抜きで入り改装しているところもある。
相場でいえば一泊5千円~六千円前後だろうか。
これで利益がしっかり出せる仕組みなのだ。
一番苦しいのはレストランや宴会場を持っているホテル。
従業員の給与が固定費として重くのしかかる。
宴会は景気の波に左右されるし。
ビジネスホテルをビジネスモデルとしてみるのも勉強になります。
最新の画像もっと見る
最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2004年
人気記事