市川稔の米(マイ)情報

羽田国際線から思うこと

羽田空港に着陸するときに客室乗務員が案内するアナウンス。

「あと15分ほどで東京国際空港に到着します」

いつもそんな風なアナウンスを聞いて、なぜ「羽田空港」と言わないのかなと思っていた。

国際線などほとんどないのに。

それが、

本日から大幅に拡張された国際線ターミナルが営業開始。

東京神奈川で2千万人以上人口ある。

国内空港の数は?

北海道にいくつ?

九州は各県に。

日本は東京と地方都市を結ぶ。

ようするに羽田に飛ぶかどうかが一番の問題なのだ。


東京国際空港、羽田が国際線強化することになったのは国益にもプラスになるのではないか。

ここに日本の意思決定の不思議さを感じる。

成田は国際線。
羽田は国内線。

そういう棲み分けができていたが、

なしくずし的に変更する。

遷都も同じ。

東京から首都機能を移転するという国会決議が何度も行われている。

それを撤回することはしない。

現状の空気ではそんなことは話題にも上がらない。

日本の意思決定の良さと欠点はそこにあると思う。

それを読むことが必要だと思うのです。

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