市川稔の米(マイ)情報

価値観の変化、クルマ編

人々の価値観とは時代と共に変化する部分があります。

宗教の経典のように変わらぬ価値観もあります。

自動車が生まれてたったの100年強。

日本の乗用車の歴史はたったの50年であります。

人々の価値観はどんどん変わりました。

変わっています。

現在進行形です。

部品の調達に問題ありとはいえ、プリウスのワゴンタイプの新型は納車1年待ちとか・・・。

1か月で受注52000台!

1年先にはどうなっているか?

ハイブリッド車なら新車に変えても世間体がよいみたいな日本人の心理が透けて見えます。

マツダの新型エンジンにも拍手を送りたい。

ガソリンエンジンの改良で、10,15モード燃費リッター30km達成。

デミオオフィシャルページ

ハイブリットでモーターとの組み合わせでなくガソリンエンジン単体で燃費改善もすごく意味ある技術だと思う。

もっと報道されてもよい技術だ。

日本のメーカーは世界を舞台に活躍している。

スズキの戦略もすごい。

どのメーカーも相手にしていない時代にインドに入った。

現在では圧倒的なシェアでNO1だ。

インドネシアに行った時もスズキの日本名「ソリオ」が一番人気だと言っておりました。

移動手段としての乗用車。

生活を心豊かにするための乗用車。

小生は運転する楽しみを求めるのでドイツ車がお気に入り。

BMW320の4気筒2ℓ新エンジンは10,15モード18,4km(MT)

しかもパワーは大幅にアップさせている。

ヨーロッパのメーカーはエンジンのダウンサイジングをしている。

排気量を小さくしてターボなど過給機を付けてパワーは出している。

大きな排気量のエンジンは時代遅れみたいな。

しかし、そういう中でもメルセデスBMWなどはモンスターマシンも同時に出していて夢を売っている。

もっとも、ヨーロッパではディーゼルエンジンが半数を占めているが。

イタリアでレンタカーに給油した際に軽油の方がガソリンより高価だった。


日本のメーカーもプレミアムカー市場で信任を得ないとエコカーばかりで付加価値の少ないクルマばかりになってしまう。


スズキのワゴンRはなぜ売れているか?

スズキの社長が以前言っておりました。

「買い物をした奥さんがレジ袋を持ったまま、かがまないで乗ることができる」

車高が高いので、ドアを開けておしりをずらせば乗り降りできる。

ひとつの「パッケージ革命」ですね。

各メーカーはそのカタチを追随したのは言うまでもない。


最近のトヨタ車は魅力に欠ける。

よく云われることだが、万人向けに作るので個性がない。

クルマ好きの小生でも車名が分からないクルマが多い。


日本人は器用なのでなんでも対応してしまうことが裏目に出た。

各モデル(たくさんありすぎる)の部品仕様が違うのだ。

それを孫請け以下の中小零細企業の工場が生産していたりする。

その部品がひとつ揃わなくてもクルマは完成しないので今日の事態になっている。

ある部品メーカーの人が嘆いていた。

エアダンパーの部品を作っているが、各メーカー、各車種により微妙に全部異なる仕様だと。

ヨーロッパの同業は部品メーカーの仕様に合わせて完成車メーカーが対応してくれているという。

在庫やコスト面で大きく差が出る。


クルマも新しい価値観を作ればもっと魅力的な商品になると思う。

技術者やデザイナーに遊び心が必要だね。

今朝はクルマの話題でありました。

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コメント一覧

komikomi
米屋なら・・・
ホンダのハイブリッド、Fitシャトルが気になりますよね・・・
何せ、初の4ナンバー仕様車があるんで。。。

でも、積載量何キロなんでしょ?
250キロじゃ役にはたたないけど、先代のバンのように400キロなら十分かな?

でも、昨年バンを買い変えちゃたから・・・当分ダメそうで。。。

まあ、自家用車?はフル・スカイアクティブの次期ロードスター待ちなんですが。。。w
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