業界の話しで恐縮ですが。
お米生産のこと。
1年に1回しか収穫出来ないお米(例外的な二毛作は極少し)
当該年度の作況を農水省が公表しています。
田んぼに稲がある状態、刈り取り前は予想ということになります。
10月15日現在というものが10月31日に発表されました。
ほぼ確定する時期ですが・・・
10月15日現在
ふるい目1,70mmとして算出。
一般的に主食用に使っているのは、1,85mmや1,90mmです。
網下というのをくず米という。
くず米を再選別(たとえば1,85と1,90mm)したものを中米という。
一般的な農家が使うふるい目ベースでの作況は99だという。
弊社では、農家と直接取引が大半なので直に話しを聞き、現場にも行っています。
まったく違います!
現場の声と発表資料の数値
10月31日、弊社のおむすびに使うお米を生産している農家が来社されました。
宮城県登米市。
宮城県は9月15日現在まで102とか平年作以上の予想でした。
10月15日現在で101.
ありえへん!
前年と同じ面積での栽培。
全量弊社向けなので昨年との比較が出来ます。
特別栽培米、ふるい目は1,90mmです。
仕上がり玄米でみると昨年の81%しかありませんでした。
網下が多いということもあり、1,85mmならおそらく86,5%くらいだろうと。
昨年も1,90mmです。
玄米が太っていない、細いわけです。
このお米は特に少ない、ひとめぼれはそこまでひどくないが、それでも90あるかどうかです。
作況良いと思われていた宮城でこれです。
地域によって、早植え、遅植え、品種でも作況は違いますので一律ではありませんが、
発表数値とはかけ離れている。
小生は自らの肌感覚で判断します。
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