維新伝心の中から
本では154ページ155ページ
「存在領域」というタイトル
どの会社、組織でもどこかに居場所があるはず
そいつを見つけて自社の存在領域というものを確立させたい
以下、ご紹介させていただきます
存在領域
激動の時代。いつの時代も激動です。変わり方が変わるのであって、時代によって、商品も作り方も売り方も会社、組織も変わって行きます。
時代に翻弄されないよう自社の立ち位置を確認する必要があります。
自社の都合を優先させるのではなく、別の角度から眺めるゆとりが必要。
ものの見方三原則(安岡正篤)
第一は、目先にとらわれず、長い目でみる。
第二は、物事の一面だけを見ないで、出来るだけ多面的、全面的に観察する。
第三は、枝葉末節にこだわることなく、根本的に考察する。
手っ取り早く、安易に、自分の都合で一面的にしかものごとを見られない。
これでは正しい判断が出来ません。
もうひとつ大切な要素として、大きな傾向を見つけること、そのための対策を練ることが大事です。
「傾向と対策」です。
おかれている業界はどうなのか?
取扱商品はどういう傾向か?
生産性(個人も会社も)を上げる方法は?
流通チャネルはどうなのか?
そのような観点から、近くではなく遠くから、上から、下から、斜めから、あらゆる角度から眺めてみる。
そうすると見えなかったことが見えてくることもあるかも知れません。
あるいは、知識に明るい、知恵を持った人に相談するのも良い。
あるいは、何人かで集まり、意見を出し合うミーテングを開くのも良い。
思いがけず、自分の脳みそから新しい引き出しを見つけ、アイデアが出て来るかも。
小さな組織、大きな組織、個人、家族、それぞれに生きる場所というものがある。
それを発見すること。
他社の真似ばかりではダメ。楽しくないし。
自社の「存在領域」を発見することだ。筆者はポジショニングという言い方もします。
出来れば、オリジナル性が高い方が良い。自分探しとでも申しましょうか、自社の「居所」探しとでも言いましょうか。
自分、自社の棲み処(すみか)とでも言いましょうか。
強いものが生き残るのではない、変化に柔軟に対応したものが生き残る。
そのための居所、自社の存在領域を意識して持ちたい。
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