知事は4年の任期ありますが、3人続けて任期途中に辞任したのでまたまた選挙。
1100万人という有権者がいる東京は知事選の中でも別格だ。
予算13兆円とか、スウェーデンの国家予算と同じだとか、いろいろ言われますが、実は知事の権限とはそんなに大きくない。
警察、消防、教育にしても、それぞれ独立した組織であるし、それぞれ独自に機能している。
ただ、
顔
として、都知事はすごく重要だし、その気があれば変えることも出来る。
神輿に乗る、担がれるという表現がありますが、従来組織が自分たちを守るために機能していて、神輿に担がれる人が余計なことを言わない方が喜ばれる(その組織にとって)場合がある。
今回の場合、与党である自公推薦の候補がそれにあたるでしょうね。
やり玉に上がったのは「自民党東京都連」だ。
都議会というのも微妙でありまして。
東京は特別区として23区あり、区議会があり、その他の市町村にも首長が居て議会があります。
生活の身近なことは、区市町村がたいていのことはやります。
都道府県というのは中二階みたいな感じがします。
都議会議員というのもうまくやるとなかなかよい職業になりまして・・・
知事というのはちょいと違いますね。
なにせ、一人ですから。
与党である自公推薦候補、野党4党が推薦した候補。
どちらも完敗という表現が一番ぴったりですね。
政党が組織を動員して選挙活動やれば勝つと思うのは、
大きな勘違い
有権者、ひとりひとりの判断で1票を投じるのが選挙でありまして。
メディア、特にテレビがどの候補を取り上げるか、新聞の見出しの活字の大きさで世論を誘導するみたいな・・・・
高齢者は、従来メディアを参考というか、影響大きいかも知れないが、
小生も63歳なので、高齢者みたいなものだが、今やネットでの情報が大きな地位を占めている。
情報とは、一般人は「受け止める」だけでありました。
ネット、SNS、このブログにしても、一般人が情報発信出来る時代になり、SNSでは拡散出来る時代になったのです。
なんか、変だな、おかしいなと思えばスマホ使いその場でネットでいろいろ情報収集出来るのです。
今回の知事選でも、与党の都議会議員は自分の選挙区である地元で自公が推薦した候補を応援していました。
それが、推薦なしの「小池ゆりこ」氏に100万票以上の差をつけられ完敗です。
野党4党が推薦した候補は「玉」が悪すぎた。
言ってることがメチャメチャ。
反安部、原発反対、安保法制反対など国政の批判してみたり、大島では島しょ部の消費税を5%にするとか話にならない。
あんな、左思考の人がジャーナリストというか、報道にかかわっていると思うとゾッとします。
今回の結果は、都民、有権者の賢明な判断だと思いました。
東京都知事選 100万票余の差で勝利 与野党に衝撃
小生は自民支持だが、今回のやり方にはすごく違和感あり、古い体質というか、利権体質というか、そういうもの感じます。
女性知事、たまたま小生と同じ年でもあるし、都議会対応でも苦労すると思いますが頑張っていただきたいと思います。
NHK選挙情報開票結果
小池百合子氏 当確の報受け「結果に重み感じ、邁進したい」
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