市川稔の米(マイ)情報

政府買い入れ50万トン?

太田新農水大臣は「コメ備蓄ルール必要」と語り見直す方針を明らかにした。

7月30日に行われた食料・農業・農村政策審議会食糧部会に農水省が出した米穀の需給・価格の基本方針によると20年産は50万トン買い上げると設定しているとも。

減反も失敗、ミニマムアクセスでの輸入は100万トンに迫ろうとしている。

政府がコメ買上げ需給を締めて価格を上げようとしている。

買うのは国民であります。

価格維持政策は失敗したのにまだ続けようとしている。

政府の関与が強まることになり逆戻りですな。

食料品の値上げも相次いでいる中で国民生活に大きな影響及ぼしているのに価格上げる政策とはなにごとか。

小生はかねてから主張しているようにコメ作りなど農業が主な収入の農家に対して直接支援すれば数分の一の費用で賄える。

圧倒的多数の兼業農家を一律に農業者と位置づける考え方がおかしい。

関税化にして(200パーセント程度)自由にしたほうがよいのでは。

ミニマムアクセスで買う米が100万トンになろうとしているのですよ。

北陸の農家でも言っていた。

価格安くとも(1俵8000円でも)コメ作れるならその方がよいと。

生産価格維持は一番コストが掛かるのです。

備蓄米増やすとしても古いコメは売却していかないと大変な負担になる。


20年産米の動向は要注意。

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コメント一覧

えびはら
価格維持政策を取って米価上げの状態でも消費者にとっては米は安いものであった事がパンの値上げで露呈しました。

そもそも安いものなので今以上の価格下げで米消費増は発生しないでしょう。

直接支援は米生産者に安心をもたらし構造改善・商品開発を怠り市場対応が遅れ長期的に見れば産地衰退へと繋がることになるでしょう。

農産物生産・流通・消費の縦割りの打破から次が始まるのに、既存の縦割りを維持しつつ次を模索しようとするから全てが壊れるのです。
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