庄内映画村

6月の終わりは総会ラッシュ。

上場企業3月決算の株主総会は今日6月29日がピーク。

全国514の商工会議所も総会ラッシュ。

昨日は町田商工会議所の総会でありました。

昨年度は過去最低の組織率を更新。

新規加入146、脱会281、3月末現在4,170事業所。

組織率は38,8パーセント。

小規模事業所の廃業などが多いことが要因だ。


総会終了後、講演会が開催されました。

庄内映画村の宇生社長の体験談であります。

映画を作るというのはギャンブルであります。

見込型事業の典型的なカタチ。

どれだけ売上（収入）あるか分からない。

当たるか当たらないか。

監督や制作側の想いで作られる。

人生とは面白いもの。

宇生社長もまったく別世界で生きていたがひょんなことから庄内に関わりをもつことになる。

実に愉快な講演でありました。

小生の会社は庄内米がメインです。

出資している農業濃人もありよく行きます。

大好きなところであります。

庄内空港へは羽田から５０分で行きます。

ANAのドル箱。

俳優さんも便利だと言っているとのこと。

藤沢周平さん原作「蝉しぐれ」を映画化することから始まった。

小生もセットを見に行ったことがあります。

有名にしたのは「おくりびと」でしょうね。

現在は「庄内映画村オープンセット」として一般公開しています。


庄内地方とは２市３町。

面積は神奈川県とほぼ同じ2405㎢。

神奈川県は約900万人だが庄内地方は298,000人。

実に三十分の一という人口だ。

だからこそそこには大自然がある。

映画を撮るには格好の場所なのだ。

ちなみに食糧自給率は367パーセントとか。


庄内映画村が庄内地方を有名にした功績は大きい。

町興しのひとつのあり方だろう。

現在上映中の最新の映画「デンデラ」観に行かなくちゃ。

おばあちゃんになったかつての大女優（失礼）が雪の中で演技する姿は観る価値ありと言っておられました。