まさか

当ブログは政治のことはあまり取り上げないようにしていますが、民主党小沢代表辞任問題も「まさか」というものでした。

就任時あれだけ人気のあった安部前総理は参議院議員選挙に大敗し行き詰って自ら辞任してしまった。

あれも「まさか」であった。

政治は一寸先は闇というがまったくそういう感じがあする。

圧倒的に有利であった民主党が内部でごたごたし、自民党は余裕の表情に一瞬で変わった。

今回の問題。

自民党と民主党が政治空白を打破するために「政策協議」に入るか否か。

大連立のことに賛否が分かれているようだが、衆議院は与党が圧倒的多数、参議院は野党が過半数を占めるねじれ現象では法案が通らない。

国民生活に直結すること、あるいは「テロ特措法」のように国際的なこともありこのままでは大変なことになることは目に見えている。

小沢代表が復帰するかどうか今日にも結論出るだろうが、今回の件で政治的影響力低下はまぬがれないだろう。

戻れば「恥」だねぇ。

安部前総理も自滅という感じだが、豪腕といわれる小沢氏も自滅というイメージが出たことも不思議。

福田総理はそれだけ老獪ということか？？？

小沢氏の過去の実績や手法は個人的に好むものではありません。

しかし、今回の問題については政策協議に入り民主党の政策も実現させるという意味では正解ではないだろうか？

参議院議員選挙で公約した政策を実現させるのは政権取らなければできない。

純粋にやろうと思えば次の衆議院選挙小選挙区で勝利しなければできない。

自民党は選挙はできるだけ先延ばしにする。

それまでの間「政治的空白」が続き政治の停滞、国民生活に多大な悪い影響が出る。

ここは与党が野党の政策を取り入れていくことが重要だとわたしは思う。

民主党のこれからがかかっている。

逆に自民党が追い詰められることになることもある。

党利党略でなく国民、国家のために働いてくれと言いたい。