コンパクトデジカメなどその典型。
世界シェアを日本の企業がほぼ独占していましたが、スマホの性能向上などにより市場そのものがほぼ消滅した。
コピー機、FAX機の業界もその変化対応に苦しんでいます。
富士ゼロックス、リコーは業界大手です。
世界のマーケット、日本のマーケット。
コピー機、国内では、東芝、シャープが捨て身の安売り攻勢を仕掛けた影響で単価が大幅下落。
マシンの代金と、チャージと呼ばれる使用料で採算を取っていた。
「ジレットモデル」という呼び方があります。
髭剃りのあのジレットです。
本体は安く販売し、替え刃を販売して行くモデル。
替え刃がすごく高価。
小生もその戦略にまんまと嵌っているいる一人です(笑)
コピー機も、チャージ代金で利益を上げる方式。
コピー紙は価格だけで選ばれるから利益は出せない。
(アスクルはコピー用紙国内シェアトップ。)
コピー機使う度にチャージ料が加算されればビジネスモデルとしておいしいものだった。
東芝やシャープは会社の採算悪化で安値で販売し市場そのものを壊したと言われています。
富士ゼロックスは富士フイルムホールディングス傘下ですが、独立性が高くホールディングスはあまり口出ししなかった。
海外子会社ですが、事件が発生。
巨額の特損を計上しなければならない。
こういう問題は、ここだけではなく、全社的なことだと推測されます。
富士ゼロックス不適切会計 背景に売上高至上主義
子会社の不適切会計というより、マーケットそのものの変化が大きな要因だと思う。
名門企業である「リコー」も苦しんでいます。
NEWSまとめもりー
ファイルの電子化が進み、紙での保存は急速に少なくなっている。
マーケットそのものが変わっているのです
自分の業界に置き換えて考えてみましょう。
気が付かないうちに少しづつ・・・
景気のせいにしていてはその変化が気づかない。
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