日本本土から2千キロ離れたサイパン島。
かつてここは戦争に勝った日本の領地であった。
16世紀中盤から3世紀ほどスペイン領であり、その後1898年にドイツに売却されるも、ドイツは開拓を放棄し流刑地にしていた。
日本は1914年から戦争に負けるまで約30年間領地としていた。
南洋庁サイパン支局を置き、日本から移民もたくさん行った。
産業を興し(さとうきびなど)運搬のための鉄道も敷き、学校を作り、街も整備した。
最盛期の1943年8月には日本人3万人弱、現地人4千人弱が暮らしていた。
それは平和なものだったようだ。
大東亜戦争の戦局が日本にとって悪化し、サイパンは日本本土にB29が行ける位置ということで米軍の猛攻撃を受けることになる。
制空権を失えば補給が来なくなる。
いわゆるサイパン島玉砕。
サイパン・テニアン島玉砕 東海大学鳥飼研究室
悲惨な非情な過酷な運命である・・・
映画の物語はこの玉砕の後から始まる。
これを書いたのは元アメリカ軍海兵隊で実際に日本軍と戦ったアメリカ人。
映画「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」
実在の人物「大場大尉」を演ずるのは竹之内豊。
2月11日金曜日よりロードショー
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現代に生きる日本人は少しでも犠牲になった先輩日本人を想い敬うべきである。
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