卓話

ロータリーはランチタイムの例会が多いですが、今回はディナータイムでの例会でした。

日本の食糧問題について話をと依頼がありました。
親しい社長からの依頼なので引き受けさせていただきました。

会員皆さんの関心の高さには驚きました。

いよいよ日本も「食糧」を国家安全保障の一部としてとらえる時期だと思います。
国民の意識を国産優先に持ってゆくことが大事かな。

米の生産が８５０万トンくらいに対し小麦だけの輸入で５００万トン以上もあるのですよ。
うどんやラーメンといった国民食と思っているものもほとんど輸入なのです。
大豆もほとんど輸入。
従って、天ぷらそばは国産ではまったくできません。


米を作らないことに補助金を出す。
他の作物を作って欲しいとのことですが。
日本は高温多湿で雨量が多いので水田に向いているのです。
米の消費拡大と声高に言っても増えない。

食育教育は大人に必要。


農業経営を主体にする大規模農家がやっていけるようにするには所得の保障が一番だと思う。

価格維持政策より安いコストで大規模な農家を支援できる。

ここでは詳しいことを書いている時間ないが自給率上げる真剣な議論が必要だ。

国民である消費生活者の協力が必要。