市川稔の米(マイ)情報

働き方が変わる、変える

日本人は勤勉で長時間働く


西洋と日本とでは「労働」「仕事」に対する考え方が違うのだという。

いやいや働くか、進んで働くか。


仕事に対する考え方、日本人も変わってきた。


東京とか大都市は職住接近というわけにいかず。

通勤時間、片道1時間半とか普通、1時間未満なら近いという感じ。

往復3時間、週5日として週15時間が通勤時間となる。

実にもったいない。

小生も片道およそ1時間。

クルマ通勤だから車内でいろいろなことが出来るが・・・


工業製品を生産する会社。

一斉に始めて、一斉に終わる。

休みは工場ストップ。

スマホ生産する中国の工場では3交代24時間操業とかもある。


日本では生産コストが高いので人手がいる生産は採算が合わない。

キャノンのように、生産工場の自動化を極限まで追求して生産を国内に戻している会社もある。


付加価値生むところが変わりました。


中小企業も自社の生き残る「領域」をはっきりさせる、しっかり認識することがすごく大事。


日本では週40時間が普通とされていますが、実際はもっと職場にいる時間長いことが多い。

ノー残業デイ設けるのはそういうことでしょう。

週休3日の会社も増えて来ました。


一日10時間×4日

これでまわそうというものです。


佐川急便も地域限定して取り組み始めたそうです。

月給と年収が計算合わない。

ようするに、残業込で平均年収出しているようだ。

残業時間込が普通になると、それが収入の目安となり。

残業減らされると収入減になる。

そういう現実もあります。


佐川急便は週休3日、副業もOKとしている。

日本の会社は副業禁止が普通でした。


今や、高校生の半分がスマホアプリで小遣い稼いでいる時代。

副業の概念も大きく変わりました。


週休3日ならなにをする?


出かけるとお金を使う?(笑)

趣味を持つ人生は良いですね。


オンとオフを切り替えるとアイデアも湧いてくるかな。


しかし、現実は・・・

働く時間を少なくしてやっていけるところはどこ?

役所と一部の大企業かな。

中小や大部分の会社は長労働時間に支えられている。

企業が生み出す付加価値の一部が人件費(労働分配率)になる。


小生、いつも云ってますが「日本人は稼ぐことを忘れた」

ねずみを捕らないネコだな(笑)

キャットフードに慣れ、ぬくぬく過ごしている。



小売の世界ではECの比率がどんどん増えて行く。

店舗販売の比率が下がって行く。

じわじわと進んでいるので実感が湧かないのでしょう。


小生の会社ではECビジネスに特化してきたのでよく分かります。


働き方改革は政府も音頭取りしています。


が、


民間会社は自ら変えていかないといけません。

だが、


まずは「稼ぐ」という意識付けからです。


週休3日のニュースから考えてみました。


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