市川稔の米(マイ)情報

世代という壁

平成から令和に変わります。


平成生まれ最後の人が30歳になる頃どんなこと言っているか。

(平成初めの人はもう30歳だ)


令和生まれは何考えているか分からない。

30歳は若いが更に年下の令和生まれの人つかまえて「今の若いヤツの気持ちが分からない」と言っているだろう。


明治生まれは大正、昭和の人にそう言ってきたし。

昭和生まれ(昭和は長いが)は平成生まれの人は異次元の世界だと思っているし。


ゴルフ女子プロの黄金世代は平成10年、11年生まれ。

50代以上の人なら「つい最近のこと」と映るに違いない。


今の若者は・・・


紀元前エジプトのピラミッドの中にそれに似たようなことが書いてあると聞いたことがある。


だから、


最近の若者はというのはいつの時代でも変わらない不変なものなのです。



ヒトは自分の経験したことで判断する。



世代間の認識というものは変わります。



付き合っている年代も自分から見て年齢が近い人が多い。

自分の子どもの年代の人といつも一緒にいるというのも変だし。


自分の親世代の人といつもつるんでいるというのもおかしいし。



で、



ある人からこういう話しを聞きました。



繁盛している寿司屋ですが、店主の年齢が上がると一緒に顧客の年齢も上昇。

店主やおかみさんに客はつくので新しい世代の客はあまりいない・・・


だから、このままではいけないということで店を閉めてしまったそうです。


かなり残すことが出来たから閉められたとは思いますが(笑)



個人経営の飲食店はそういう傾向ありますね。


スナックのママ

小料理屋のおかみ


店主の年代に近い顧客が多い。




世代交代して次の世代のお客様を増やすことが出来るかどうか?




農業経営も同じような傾向があります。


父親世代の付き合いでの経営。


後継者が引き継ぐ、引き継いだ後の人間関係模様ということ。



中小企業でも同じような傾向があるのではなかろうか?




世代交代をいかにうまく行うか?


これは、親の性格、子どもの性格、それぞれみんな違うし、やり方も違うので一概には言えない。




ひとつ言えることは、


許されるなら時間をかけて行うということかな。


性急に変えるとリアクションが大きいからね。


団塊世代が大量リタイヤする時期になってきました。



世代の壁をどう乗り越えるか。



これは重要なコトだと思います。

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