衆知という雑誌があります。
2017年3月号88ページから「足の裏に感謝する」というページがあります。
取材・文、神渡良平さん、第1回は「山下泰裕」さんです。
詩人、坂村真民(さかむらしんみん)さんの詩のことを取り上げています。
世界のトップに立った柔道家が「足の裏に感謝」とはどういうことか?
真民先生の詩にこういうものがあります。
尊いのは
頭でなく
手でなく
足の裏である
一生人に知られず
一生きたない処と接し
黙々として
その努めを果たしてゆく
足の裏が教えるもの
しんみんよ
足の裏的な仕事をし
足の裏的な人間になれ
頭から
光が出る
まだまだだめ
額から光が出る
まだまだいかん
足の裏から
光が出る
そのような方こそ
本当に偉い人である
山下泰裕さんは前人未踏の現役時代203連勝、対外国人選手権では障害無敗、ロサンゼルスオリンピックでは金メダル。
そういう人がなぜ「しんみん」先生の詩に感動したか。
実は次男さんが自閉症で。
家に帰れば奥様が懸命に子育てをされている。
一歩家庭に入ると、奥様が次男さんの子育てに奮闘していました。
思いやり、理解し、共感し、支え合わなければ、一日だって生きて行けないのです。
強いだけではまったく通用しません。(文中より)
そう、
ひとりひとり咲かせる花は違う。
他人と比較して優越感を覚えたり、劣等感を持ったり。
それはつまらない人生。
しんみん先生の詩にこういうものがあります。
悟りとは
自分の花を
咲かせることだ
どんな小さい
花でもいい
誰のものでもない
独自の花を
咲かせるのだ
いいですねぇ~
みんなひとりひとり違うのだ。
自分の花を咲かせましょう。
オチ
小生は一昨年、まさに足の裏の肉を削り取る手術を受けて・・・
この趣旨とはまったく異なるが足の裏の大切さを身を持って体験したのでございます^ ^
コメント一覧
市川 稔
Unknown
最新の画像もっと見る
最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2004年
人気記事