市川稔の米(マイ)情報

儲かる農業とは?

成長戦略

農協改革

儲かる農業


文字は踊る


小生は安倍内閣をおおむね支持する。

自信をなくした日本をよくするために政策総動員。

簡単に言えば、猛烈な金をつぎ込んだ。

日銀に国債を買わせたり、資金量を大量に増やした。

円安になり、株価は上がった。

それしか方法が無いからそれはそれで良かったと思う。



問題はこれから。


小生が関係する国内問題、農業問題について考えてみたい。



農業を成長産業にする?


農業所得を増やす?


安倍内閣の農業改革



色を使い、パワーポイントで図解しながら分かりやすく。


資料作るのは上手だねぇ。



この中に農協改革もある。


あの~


農業者の所得っていくらかご存じですか?


ほとんどが年間数十万円です。


200万以下が9割?


攻めの農林水産業とか

バリューチェーンの構築とか


誰がやるのでしょう?



農業は自立してもらったら困る人がたくさんいるのです。


業界誌の社長に云わせれば、


「農業者のためではなく、農業関係者のためのものだ」


なるほど、そうですね。



販売農家(年間販売額50万以上)は140万戸。

主業農家は30万戸に過ぎません。


農水省データ



結局のところ、



多額の税金が使われることになります。


農業を産業にするなら農業経営者を育成しなければなりません。



他産業でも、



50年前に栄えた商店街を復活させようとしても無理です。

郊外に大型店が出来たから商店街がダメになった?
それもあるでしょうが、中小商店の努力が足りなかった。
時代の変化に対応していなかった。
環境が変わったのに対応出来なかった。


空洞化した中心市街地を活性化させる?


地方で人がどんどん流失している中でそれは出来ません。




農業も農協を改革したらなにか良くなるなんて思わない方が良い。



農業経営、商店経営、会社経営はそれぞれ自立したもの。


地域での共同体という側面は農業にはあるが、経営は独立したものだ。



政府に頼ったらいけません。


補助金目当ての経営では後継者に夢がない。




農業経営、商店経営も、町工場の経営も同じです。



町工場では仕事が無いと嘆く。


仕事はもらうもの、まわってくるものという発想だからそういう表現になる。


商店経営では「客はどこかへ行ってしまった」と嘆く。


客は自分の店に来てくれないだけで、どこかで消費行動しているのです。



自立せよ!




政府も国民に甘いことばかり言ってはいけません。


国民も政府を頼ったらいけません。




ほんとうに頼りにしなければならないのは国民の生命・財産が脅かされた時です。

政府の第一義は国民の生命と財産を守ること。


肝心なことは出来ないで、国民から集めた税金を使うことばかり考えている。

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