株高・円安

野田総理が解散表明したのは2012年11月14日。

衆議院選挙を2012年12月16日に行うことになった。

小生は年内解散はないと当ブログに書いた。

見事に外れた。

政権与党が負けると分かっている選挙を急いでやるはずはないと判断したからだ。


選挙が終わってまだ20日程度。

その間に年末年始休暇もある。

1月4日の大発会。

高値更新してムードは盛り上がっている。

こんなことはいつ以来だろうか？

米ドル対円は88,14円

ユーロ対円は115,26円

ヤフーファイナンス


自公政権に対する期待感。

人の心理というものはおもしろい。

景気というのは


景色の景

と

気分の気


という見方もあり。


最初に動くのは株。

円安に動くと輸出関連銘柄が買われる。

日本代表はトヨタ自動車。

ひと月も経たない中で時価総額が1,5兆円増えたことになります。

トヨタ自動車株価

日本のＧＤＰに占める輸出の割合は１５％くらいなので内需が中心という見方もありますが、
実は輸出ということは国の富みにとって大変重要なことです。

トヨタ自動車１社で関連企業含めるとどれだけの付加価値を生み雇用を生み出しているか。

実は大変大きな影響があります。


株価が上昇するということは大変大きなことです。

自分は株なんか持っていないという人も実は多いに関係あります。

法人や個人、あるいは外国人が株を持っています。

株の価値が上がるとどうなるか？

金融資産が増えると儲かった気分になる（事実儲かっている）

まわりまわって善循環になります。


逆に株価が下がればどうなるか。

売らなくても含み損になります。

損した気分になります。

購買など控えます。

株価が上がるとその反対なので高額商品が売れます。

デパートの売上などすぐに変わります。


東証と大証が合併しました。

日本取引所（ＪＰＸ）となり、アジア最大、世界第４位の株式市場になりました。

ＡＮＮニュース


新政権に対する期待。

大変なプレッシャーかと思います。

閉塞した日本の空気を変えて欲しい。

実際は簡単なことではありませんが、政策総動員して日本の舵とりをしてもらいたい。

お金を使わなくてもできることはたくさんあります。

規制を極力なくし、公平な競争ができる環境を作り出す。

やるべきことは山ほどあります。


正月早々気分が良いですねぇ。