市川稔の米(マイ)情報

社長の仕事

中小企業、零細企業、どこで区分するかは難しいところですが、小生がいつも云っていることがあります。

社長が現場の中心的存在では会社はいつまでも零細のままですよと。

TKCから送られてくる「戦略経営者」という雑誌があります。
2007年7月号から抜粋。

TKC会計人の場合関与先企業の経営者に「社長は社長の仕事に徹しなさい」と助言・指導している。
社長の仕事とは、簡単にいえば
①自ら打ち立てた経営理念を基に
②中長期の目標(ビジョン)を定め
③それを実現化するためのシナリオ(戦略)を描き
④戦略を具体的な経営計画に落とし込む
ことを指します。

このように解説しています。

小さい会社ほどできていませんね。

社長が現場作業の親方で采配を振るっている。
あるいは社長が労働力の重要な位置付けにあり外すことができない。

結果、毎日同じような仕事の繰り返しということに。

これでは世の中の動きがわかりません。

目先の仕事をこなすことで精一杯になってしまい、終わればぐったりと考える時間も無い。
夜、アルコールが入ればそれで終わりと・・・。


零細からの脱却が必要なのです。

社長が労働力の第一人者の場合、社長が倒れたら誰もわかる人がいないという恐ろしいことになってしまいます。

考え方はいろいろあって当然です。
こうでなければならないということもありません。

あくまで小生の考え方のひとつであります。

社長がどういう仕事をするかでその会社の命運が決まる。

わたしはそのように思います。

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コメント一覧

市川 稔
社長の仕事
杉村さん
人間を見抜く力。これ、すごく大切ですね。
英国の紳士とは。教養とは「人をみる力」であるそうな。
わたしなど何度騙されたことか。
人をみる目がないのでしょう。


実践難し君
この考え方はわたしの考え方です。
自分ではそうしています。


あなたがそう思えばどうしたらできるか考える。
する必要ないと思えばそれでよい。

わたしは零細と中小企業の境目がそれだと思います。

まずは零細からの脱却でしょうね。
実践難し君
言うことOK、さてどうやって
言うことその通りです。
さて、どうやってこれを実践するのか
是非とも、その取り組みをブログ連載をお願いしたい。

TKCが、言ったからそうだというならば、何か違うような気がする。

自分自身が、それを感じ取っているならば、それが正解なのですが。
杉村 敏夫
荒波での船頭役
http://www.subaru25.com
有難うございます。納得です。
私もそうしたことを考えていました。

市場で仲卸の仕事の場合、注文が来るとつい嬉しくなりトラックに荷を積み込むことに精をだす社長がいます。これが自分の仕事であると思っているようです。おっしゃるとおり、夜に一杯飲みそれで終わり。あまりにも、もったいないです。

経営者は経営理念作成のほかに、荒波での船頭役だと思います。瞬時に帆をどちらに進めるか重要な決定をしていかなくてはいけません。現場は現場にまかせて一日24時間、そうしたことを考えていくのが経営者だと思います。また人間の本性を見抜く眼力を養う必要もあると思います。
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