食味が異なるというのは「主観」の問題でもあるので、これからはそれを決めつけることはしないようにします。
小生は生産や流通にかかわる者として、どうしても譲れないというか、納得できないことがあります。
それは、
表 示
のことです。
DNA鑑定で異なる米なのだから表示は変えるのが当然ではないでしょうか?
表示問題、他の米が混ざらないようにするコンタミ問題、そしてDNA鑑定による検査。
(弊社の工場でも、コンタミ対策の工事を昨年6月に実施しました。米が混ざらないようにするための工事に多額の投資をしました)
それらが行われている中で、玄米袋にはBL表示がありますが、精米し小分けしたパッケージには「BL」の文字はどこにもない。
コシヒカリとコシヒカリ新潟BL1号から○号を「品種群」として「ひとつに括る」ことにしたのです。
ここに問題がある。
これは、買う人に正確な情報を伝えないことを意味します。
他の論争はこの段階ではもう言いません。
新潟の米作り生産者には責任ありません。
生産者の声を聞いたと言っても、組織・団体、行政が方向性を決めてあることを異なる方向に持って行くのは基本的に無理でしょう。
販売側に対しては、卸代表に説明があった程度で、小売店や量販店に説明はしていないでしょう。(していたとしてもほんの一部)
買ってくれるお客様がいて成り立っているのに、それを軽視していると思うのです。
JAS法、DNA鑑定、表示問題、消費者に正確な情報を知らせる時代なのに・・・。
再度、言いますが表示さえ「コシヒカリ新潟BL」「新潟コシヒカリ」と変えていたならなにも問題にしません。
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kawazu
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