少しづつ
変化してゆくと気がつかない。
10年経過、15年経過すると大きな変化に気がつく。
時すでに遅し。
ゆで蛙になっている~。
今朝の小さな新聞記事から。
講談社の決算が出ていた。
講談社といえば出版業界の老舗であり名門会社です。
最盛期売上は1995年の2033億円。
前期、2009年11月期は1245億円。
営業赤字は73億円。
書籍業界は1995年前後がピークでその後減り続けている。
毎年少しづつ減ってゆくのだ。
これが怖いのです。
少しづつ少しづつ・・・
たとえば、毎年3%減るのが10年続くと73、15年では63くらいかな。
名門企業の例で大変恐縮ですが、
1245÷2033=61
年率にすればおよそ3%減。
こういう数字が怖い。
天気が悪かったから。
景気がイマイチだったから。
少し落ちる原因は探せばいくらでもある。
その間に世の中が徐々に変化して行くのです。
広告を出す先が変わってきた。
書籍を買う場所が変わってきた。
小生はこれを「買い場が変わった」と云っている。
電子書籍の世界がすぐそこに。
潮目の変化を分析、判断し意思決定する力が中小企業にも必要だと思う。
思い切った転換が必要なときも。
自戒を込めて。
ゆで蛙にならないようにしよう。
最新の画像もっと見る
最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2004年
人気記事