為替の関係などもありますが、絶頂期は世界のGDPの18%ほどを占めていたそうですが、現在は10%を割ったとか。
一人あたりのGDPも減少ぎみ。
明治の時代に夏目漱石がロンドンに留学したときに感じたこと。
それは日本のお金に換算するととてつもなく物価が高く思えたことでした。
現在、英国に行くとビックリします。
地下鉄の初乗りが900円とか、ぼろいホテルでも3万とか4万とかします。
そんな状況です。
日本の円が強い時代に外国に行った時はなんでも安く見えたものでした。
今、東京に超がつく高級ホテルがどんどんできました。
1泊最低6万円からとか、1泊200万円する超スイートルームとか、いったい誰が利用するのだろうと思いますが、実は多くは外国から日本に来た人が利用するのです。
こういう経験はありませんか?
現地の人たちが利用しているところと外国から来た人が利用するホテルやレストラン、あるいはショップも別だと。
日本国内でも格差が大きくなりました。
今の日本はそんな状況に。
日本は物価が安い。
街は清潔。
外国人には親切。
1980年台には英国病と言って深刻な状況を抱えていたが、今や日本を追い越してしまった。
日本の病も深刻だ。これがどう回復していくのだろうか?
かつて、人口が減りだして困った国はある。
日本国は国民に多大な借金をしています。
落ちるところまで落ちて頭をおもっきりぶつけないと分からない国民性です日本人は。
その変革の時がいつかはまだ見えていませんね。
小生の感覚ではかなり近づいてきたかなという印象はありますが。
会社も同じだと思う。
苦しい時は目先の利に走る。
そこに落とし穴がある。
苦しい時こそ少し先のことを考えねばならない。
偉大な先人「二宮尊徳」先生の言葉を紹介します。
遠くをはかる者は富み
近くをはかる者は貧す
それ遠きをはかる者は
100年のために杉苗を植う。
まして春まきて
秋実る物においてをや。
故に富有なり。
近くをはかる者は
春植えて秋実る物をも
尚遠しとして植えず
唯眼前の利に迷うて
まかずして取り
植えずして刈り取る事のみ
眼につく。
故に貧窮す。
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