市川稔の米(マイ)情報

ある町の高い煙突

新田次郎原作


週刊言論「昭和43年4月3日号~43年10月23日号」連載

昭和44年1月文芸春秋刊


10年以上も前か、茨城県日立市の友人から文庫本をいただいた






新田次郎の小説は小生好きで、「八甲田山」「劔岳 点の記」なども読んでいた

中央気象台(気象庁)に長年勤務していたこともあり、小説には気象関係の事象をたくみに取り込んだものが多い


「ある町の高い煙突」

もそうだ


日立鉱山が出す煙

深刻な被害を巻き起こす



実際にあったことを巧みに小説にするのだ




それが、



この度映画になりました



またまた日立の友人がわざわざ特別団体鑑賞券を送ってくれて






公式HP



観に行きました!



小生、中退だが一応映画を勉強したはしくれでもあり



いやいや、なかなかどうして、素晴らしい映画になっていました




キャストも一流だし




自分の町の歴史に誇りを持つ



自らも参画し応援する


素晴らしいことだと思います






追記

新田 次郎(にった じろう、本名:藤原 寛人(ふじわら ひろと)

次男は藤原 正彦(ふじわら まさひこ)さんでベストセラーになった「日本の品格」を書いた人です

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