見出し画像

市川稔の米(マイ)情報

コシヒカリ 倒伏軽減剤

写真は、新潟の契約生産者が送ってくれたものです。自分のコシヒカリの稲と、周囲のコシヒカリの稲の姿が違うと。

この写真で分かるように、背丈が約120cmほどあります。

しかし、周辺のコシヒカリは95~100cmほどです。

稲の背丈が伸びないようにする薬を使うのが一般的であると言っています。

「スミショート」という薬が入っている穂肥えが多いのではと。

植物の成長を抑制することは良いとは思えません。


この生産者の稲は、茎が太く逞しいです。

坪あたり42株植えと超疎植で、しかも1株の苗は、2~3本ですから、田植直後は、植えてあるか分からない程貧弱です。

青田を褒めるなという格言がありますが、田植直後に密植で、苗の本数も多いと見た目は綺麗ですが、稲のためには良くありません。

まったく、その逆をするのです。

それにしても、倒伏を避けるために薬を使うとは良くないです。

弊社の契約生産者は、栽培履歴もすべて出してもらっていますので、その点は安心です。


同じコシヒカリでもまったく別物なのです。



この「倒伏軽減剤」のことで情報をお持ちの方、あるいはご意見をコメント頂けると有難いです。



ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

コメント一覧

名無し
倒伏軽減剤ですか。
古くは、セリタード、スマレクトなど。
除草剤で有名な(あのベトナム戦争時に米軍が使用していた枯葉剤の)2・4-Dなども倒伏軽減剤として使用されているのが実態です。
植物ホルモン剤ですから、その濃度によって植物の生長を阻害できるので、倒伏軽減剤としても除草剤としても使えるということです。
市川 稔
倒伏軽減剤
むっちゃん、コメント有難うございます。



さまざまな栽培方法を研究されているのですね。



直接の販売がほとんどでしょうから、真剣になりますよね。



仰るように、薬に頼るのではなく、キチンとした栽培方法の指導をすべきですね。JAや普及所は。



もちろん、そういう地域もあるでしょうが。



やるべきことはたくさんありますね。



有難うございます。



むっちゃん
倒伏軽減材
http://banba.pos.to
 肥料に入った倒伏軽減材があるとはしりませんでした。生産者側とすれば楽でしょうね。これって、多収穫をするためのもので、好ましくありません。 

 うちでは、過去にいろんな失敗や勘違いによる肥料のやりすぎに、その生育ステージによっていろいろな材を使ってきました。結果として、ほとんどの場合倒伏しました。いまでは、塩水選、薄播き(60g)、粗植を行っています。肥料の関係で倒伏しますが、時期が遅れたり、倒伏程度が軽く済みます。薬剤で調節するのではなく、栽培方法を変えていけば、大丈夫だと思います。そういう指導を農協、普及所はやるべきだと思います。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事