市川稔の米(マイ)情報

(続)コメ消費減少から考える

日本国内でのコメ消費は減り続けています。


戦後消費の主役は団塊世代です。


1947年~1949年生まれ。出生数で806万人(年平均269万人)

(1950~1952年生まれ。出生数で680万人(年平均226万人))

(昨年は年間出生数がとうとう100万人切りました)


たったの3年ですが、戦後ベビーブームと言われました。

若者になると「ヤング世代」が消費をひっぱり。

結婚適齢期には「ニューファミリー」と呼ばれ。


その世代が定年を迎え・・・


来年70歳から73歳という年齢になります。


小さな家だがマイホームがあり。

郊外に住んでいる。


子どもたちは独立して、今は夫婦だけ、1人だけという感じ。


そういう小生もそれに近い。

来月66歳になります。


子どもは全員別に世帯を持っている。

5LDKの自宅は二人だけで住んでいる。


お米を扱うビジネスをしていますが、自宅での消費は少ない。


朝ごはん食べなくなったことが一番大きいかな。


小生はまだ仕事しているので昼はいないし。

夜はごはんあまり食べないし・・・

アルコールとおかずでいっぱいになってしまう。


65歳、70歳過ぎたら食べる量も減る。


日本人の平均年齢が上昇していることが最大の要因。


今は46歳くらいだが、世界で一番。

これがまだ上がり・・・

平均年齢で50歳になる。


日本は極東の島国で小国。

明治の初めにそんなこと言ったかどうか分かりませんが。

日本は小国ではありません。


英国は65百万人


ドイツは83百万人


フランスは66百万人


日本は世界11位で126百万人ほど。


世界ランキング




ただ、問題は日本は人口減少社会の世界トップランナーであるということ。


世界一の人口は中国だが、日本より少子化なので近い将来日本の後を追う。


すごいのはインド。

近いうちに総人口で中国を抜き1位に。

経済では日本を抜いて3位になるでしょう。

国民の半分以上が25歳未満。


ビジネスやるならインドへ行け!


日本政府もインドとは仲良くしたい意向。



日本国内はどんどんシュリンクして行きます。


総需要が減る。


外国人入れて、働いて、納税してもらい、生産力上げたいというのが今やっていること。


野党も保守でも右寄りも反対している珍しい法律(微笑)



話しを戻すと、


団塊世代、拡大団塊世代(小生含む)がどんどんリタイヤしている現状現実。


なにせ、数が大きいのでハンパないのです。


消費は減る


人手はもっと不足する


高齢者もっと増える





その現実を踏まえて企業も変えていかねばなりません。

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