現政権の目玉政策の一つでもある「農業者戸別所得補償」について。
小生はかねてより「戸別所得補償」ではなく「一律所得補償」だと申し上げてきた。
稲作に厚すぎる。
赤字を補填するという発想そのものが間違っている。
赤字を前提にした仕事(農業)などありえない。
農業でも漁業でも商業も工業も同じ。
みんな必死で仕事をし、収入を得るために働き、知恵を絞り、経営しているのだ。
赤字になれば補償してくれる。
そうだったら人間は楽な方に流されてしまう。
なんとかして家族が食べていかれるように。
なんとかして収入も増やしたい。
だから、知恵を出し、汗を流し、努力するのではなかろうか?
東北のある農家は戸別所得補償に参加していないという。
自分で作ったものは自分で売る。
本年度は赤字の申告になるそうだ。
でもそれは、
自分の責任であり、自分の能力不足だと言う。
小生もそれは正しい認識だと思う。
「戸別所得補償」を掲げて選挙をした政党。
それは、
平時の発想ではなかろうか?
甘ったれた発想ではないのか?
出す方も自分の金ではない。
集めた税金から出すが、実際は国が国民から借りたお金で出すのだ。
今は日本の危機であります。
3:11前の発想をガラリと変えねばならない。
そこから新しい日本、新しい日本人が見えてくるのではなかろうか。
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